「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



この間makeブログで取り上げられていた
例のPENTAXケーブルスイッチCS-205的なi/f
をarduinoでソフトウェアコントロールしちゃう

というお話。

で、さらにこのサイトを眺めているとリモートスイッチF
もarduinoで制御しちゃおうというお話が。
(リモートスイッチFっていうのは、その名の通り
 ペンタックスのカメラ用赤外線リモコンの製品名で、
 一眼もコンパクトカメラも共用です。念のため)

なるほど、面白いねぇ。赤外線リモコンのハックねぇ。
というか、マイコン使って何か作るっていう時の
正常進化なんだろうな。

で、そこからリンクしてさらにArduinoで学習リモコン
のサイトに飛ぶ。arduinoで赤外線リモコンの信号を
受信してシリアルモニタに表示したり、逆に赤外線
の送信をしたりという仕組みを作ってくれている
みたい。

赤外線LEDも赤外線受光素子(38Khzフィルター
付き)も買い置きがあるので、このサイトを参考に
すれば簡単に実験が出来そう。

ただ、スケッチはまだ眺めていないからわかんないけど
赤外線リモコンのフォーマットって、方言がきつい
んだよな…

大きくはNECタイプやSONYタイプといった違い
(発光時間/消灯時間のどちらでビットを表現するか)
といった話とか、そのビットをどう並べて信号に
するのか、といったことがまちまち。
(詳しくはこの辺に

これまでにも学習リモコンを作ってみたいっていう
思いに何度も駆られたんだけど、色んなフォーマット
を何でも使えるようにとか欲を出し始めると
面倒になって投げ出しちゃう。

そもそもリモートスイッチFって、ビット列が
どっちで、どんなフォーマットになっている
んだろう?

あとでArduinoで学習リモコンのサイトのスケッチを
眺めて、どっちに対応してるのかとか眺めて
見よう…。

死蔵部品+arduinoって、色々遊べそうでいいなぁ。
工具箱を開けて、1個1個の部品とarduinoを
見合わせたら…と想像すると色んなアイデアが
転がっているかも知れない…

以前だったら回路考えたりプログラム書いたりする
のに面倒で、買ったまま投げ出したようなものでも
arduinoならサックリお試しっていうのが可能だもんな。

arduinoでスケッチ書いて実験しておいて、
出来上がったらhexファイルだけ取り出して
mega168などに直接書き込めば、arduino本機が
とは別に専用回路を作ることも簡単だし。



そうそう。リモートスイッチFではなくケーブル
スイッチのお話。arduinoでインターバル/
長時間レリーズを作っちゃおうという目論見の話。

キャラクターLCDが0017から簡単に使えるように
なったし、4066を使えばレリーズスイッチの制御は
簡単にできそうだし、あとは実用性をどこまで
盛り込むかなんだよな。

手動でインターバルタイマーや長時間レリーズを
実際にやってみると、注意点が幾つか見えてくる
訳です。こんな感じ。

(1)フォーカスモードをAFにしておくと、
  レリーズのたびにAFを合わせに行っちゃう
  ので、シャッターが切れるタイミングがズレたり、
  一部のコマがピンぼけになったりする

(2)露出をAEモード(絞り優先、シャッター優先
  も同様)にしておくと、レリーズのたびに
  TTLで露出を計りなおしちゃうので、
  コマ毎に露出がマチマチになっちゃう

(3)ある程度長い露出時間で撮ろうとすると、
  ミラーショックがどうしても出ちゃうので、
  2秒ミラーアップモードが必須となる
  →レリーズ時間にこの2秒を加味する
  必要がある

といったあたり。

AFやAEはオフにして、露出固定、置きピンに
して撮ればいいんだけど、あとはミラーアップの
時間をプラスするのかしないのか、撮影時に
指示できるようにしておく、くらいかな。

もしくは、AFはオンにして置きつつ、合焦
するまでの時間数秒を事前に見込んでおいて、
ピント合わせの時間がシャッター間隔に影響を
及ぼさないようにするとか。


さらに欲を出すと、撮影モードやシャッター速度、
絞り値、その他諸々の情報をケーブルから入力して
カメラを制御できたらナイスなんだけど、
さすがに3ピンのケーブルレリーズはもちろん、
そもそもそういうI/Fがカメラに登載されて
いないんだよな…


この辺のI/Fが外部から入力できないと、
夜明けや夕暮れみたいな輝度変化が大きい
シチュエーションでは露出制御がおかしなことに
なっちゃうんだよな…

以前夕暮れに金星と水星を撮った時、手動で
30秒毎のインターバル撮影をしたんだけど、
なかなかあの辺の時間帯は難しいんだよな…

露出を絞り優先にして撮ったところ、コマ毎に
明るくなったり暗くなったりバラツキが出て
違和感あったので、次の日は固定露出にしてみたら
今度は時間経過による輝度変化が大きすぎて
マトモに写らなかったり…と。
(夜空って、人間の見た目よりも急速に暗く
 なっていくんですねぇ。機械はウソつかない!)

入射露光計(フォトTRなど)も組み合わせて、
カメラの露出を自動制御できると面白そう
なんだけどな…

絞り側を精度高く無段階で制御するのは難しそう
だから、シャッターの先幕・後幕を外部回路から
制御できるようになってれば面白いんだけどな。

まずはミラーアップしておいて、その後マイコン側
からパルスを1個送ってあげて、そのパルスの幅
で露出時間を制御する…といった感じ。
パルスの立ち上がりで先幕が、立下りで後幕が
走るみたいになっていれば、制御は結構簡単に
出来そうな感じ。
(超、電池食い虫になりそうだけど)


まぁ、あまり自動制御に欲を出さずとも、カメラに
直接触らずにケーブル側から制御できるっていう
だけでも手ブレ(とうか三脚ブレ)を排除する
意味で有効な気がするんだけど。
カメラの軍艦部に乗っている制御部を一通り
外部信号で制御できるようになっているとか。
夢は膨らむよな…



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ここのところ、ソリッドなウクレレの製作にお熱です。

1×2のSPF材を1本買い込んであるので、これを
ソリッドバーなウクレレに作り変えてしまおうという
作戦。

ペグやストリングは自作は難しいので市販品を使う
として、本体は1×2材、フレットは色々考えた末に
例のページを参考にしてとりあえず2mm竹ひごで
済ませちゃうことに。まずは自分で作ってみてどの
程度の代物が出来上がるのかを掴みたいところ。
なのであまり仕上がりの奇麗さとか、音程の正確さ
とかは二の次にしてしまうのだ。

どうせSPF材や竹ひごの値段なんてたかが知れてるし、
いざとなれば一番高価なペグだけを取り外して移植
しちゃえばいいのだ!

というわけで、次の課題はフレット幅の計算なんですが、
例のページで紹介されているこのページの「レレッと君」
をありがたく利用させていただく方針。

こんな便利なツールがあるので、サドルから0フレットの
長さは自由自在に設定出来るんだけど、一応市販の
ウクレレをモデルにして、このツールの感覚的な匂いを
嗅ぎ取ってみたいなと。

というわけで、現在唯一手元に残っているFAMOUS
のFU-180Pをハードケースから出してきて、
メジャーで寸法を測ってみる。
で、0フレットからサドルまでは349mmみたい。
このFU-180Pは幸いにも音程が合ってるからね。
参考にするには充分でしょう。

早速レレっと君に「349mm」を入力して計算実行!

すると実行結果が2つ出てくるんですよね…理論値と
補正値。

理論値だけじゃだめなの?と疑問に思っていた
んだけど、色々検索かけてみると補正をかける意味
がなんとなくわかってきた…

弦を開放しているときとフレットを押さえている
時では弦のテンションが変わる(開放のほうが
低いので低音になり、フレットを押さえると
高くなるので高音にシフトする)ので、0フレット
の時に比べてその他は少し低音側に補正しないと
いけないってことみたい。

その調整のためには、サドル~各フレットの長さ
を少し長くすればいいので、逆に言うと0フレット
から各フレットまでの長さを短くすればいいと
いうこと。このプログラムでは、理論値に対して
1.000より微妙に小さい数値を掛け算して補正を
掛けているようです。

で、デフォルト値として設定されている0.995倍
という数値をそのまま適用してみると…

計算で出てきた数値がFU-180Pの実測値と
比較して0.1mm以内で正確みたい。なるほどね。

そういえば昔、超安物のウクレレを1個買った
事があったんだけど、あれは開放弦だけが4本
とも低音になっちゃうというオンチッぷりで、
結局手放しちゃったんだけど…そうか。そういう
ことだったのか。

とっても納得。というか、いくら安物だからといって
音程外すようなチューニングのウクレレを売らんで
くれ!値段の高低は音量や音質の高低にしてくれい!

というわけで、FU-180Pに倣って補正値は
0.995倍とすることに決定。実際は、弦の長さに
よって補正値もちょっとずつ変える必要があるの
かもしれないけど、同じに設定しちゃえば問題なし。

まぁ、手作業に竹ひごで0.1mm単位の加工ができるか
どうかは別としてね…

机上の作業はとりあえずここまで。あとはノコギリ
やら電動ドリルやらヤスリやらでゴリゴリと
やるだけ。見えてきたね。


ウクレレ用ハードケースのうち1個は中身が空っぽ
なので、いざとなればそれに格納できるようにと
考慮し、全長はFU-180Pより若干短めに。
まぁ、ソプラノタイプの標準的なサイズ。

形になったら、とりあえず圧電素子をピックアップ
に使って音を鳴らしてみたいところ。
MIDIマスターの入力デバイスにしていくのは
その後だな。



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