「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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5V 3.3V 変換
VHDL
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2009年01月10日
CPLDやFPGAのクロック源について調べて
います。
XC95xxXLシリーズとかCoolRunner-XPLAなどは、
3.3V電源でも5V入力のトレラントがある
ので何の問題もないんですが、普通のCPLDや
FPGAは5V入力が許容されていないので、
電圧変換が必要になってしまいます。
で、いざオシレータを買いに行こうとすると
秋月などでは5V品ばかり置いてあるし、
品揃えも5V品の方が多いみたいです。
あんなコトやこんなコトをしようとすると、
色んな種類のオシレータが欲しくなるんです
けど、3.3Vは品揃えが…
特に14.31818Mhzがね…
というわけで、品揃えの良い5VをCPLDの
クロック源として使っちゃおうという作戦を
考えています。
普通はやっぱり↓
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/logic/faq/answer21.html
こんなふうに74VHCxxシリーズの電源を3.3V
にしておいて、こいつに5Vオシレータの
出力を繋ぐ方法。まぁ、正攻法ですね。
でもこの1回路だけのためにロジックIC1個
使うのは嫌だ…
というわけで、抵抗の分圧はどうかなぁ…
http://blog.livedoor.jp/k_yon/archives/51662613.html
や
http://blogs.yahoo.co.jp/gomisai/25240358.html
の様に、抵抗の分圧を使って繋げられない
モノかなぁ…
オシレータ自体は一種のICなので、出力端子
は普通のICと同じような出力バッファが内蔵
されているんじゃないかと思うんですが、
この出力電圧を抵抗で分圧し、約3.3Vにして
CPLDに入れたらどうなるか、という妄想です。
当然、インピーダンスが大きくなるので波形が
なまるとか、ファンアウトの数がべらぼうに
減りそうだとか、周波数が高くなった時に
ちゃんと働いてくれるのか?とか、抵抗の
分圧となると電流が流れる(電力を消費する)
けど、抵抗はどこまで大きくして良いのか?
とか、その辺りを実験できれば面白いかな、と。
もしくは、CPLD内部に2個(1個?)ほど
NOT回路を組んでおいて、
http://www.hdl.co.jp/oldrt/max_xosc.html
こんな風に3.3Vのままクリスタルを
発振させて使うっていう手も有るかも知れない
けど、やはり安定性とかって点では似たような
感じかな?
というわけで、方法としては4通りありそう。
(1)74VHCシリーズを使ってレベル変換をする
としたら、5Vオシレータ、74VHC244(例)、
そして5Vと3.3Vのレギュレータが必要。
部品代がちょっとねぇ…
(2)
3.3V電源とMOS-IC(74HCU04もしくは74AC04)
でクリスタルをドライブするとしたら、
3.3Vレギュレータ、クリスタル、MOS-IC
と部品台は安め。
(3)
CPLD内部にインバーター回路を合成して
それを発振回路に使うとなると、回路としては
74HCU04と近い感じになると思いますが、
どの程度安定するのかは未知数だし、そもそも
CPLDによって特性もマチマチとなりそう。
CPLDのリソースも消費しちゃうし。
(4)
5V用オシレータを分圧して使うとなれば、
5Vと3.3Vのレギュレータ、5V用の
オシレータ、抵抗2個が必要になります。
そもそもクロック源としてOKなのかどうか…
といった感じでしょうか。
あとは実験あるのみなんですが、個人的には
(4)か(2)あたりで安定して動いたら
嬉しいな。
(3)は便利なんですが、CPLDによって
動いたり動かなかったりするだろうから、
実はあまり嬉しくないかも…
時間が出来たら実験してみよう…
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