「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



PIC Kit 2が秋月で4000円で販売を始めたようです。
量はそれほど多くは無さそうです。
ちなみに、赤ボタンバージョンのようです。

4000円はいいですねぇ…。

もっと早く出てくれていれば、「もどき」ではなく
本物を買っても500円くらいしか違わなかったのに…

まぁ、作ること自体は好きなので、それはそれで
いいのですが…

デバッグエクスプレス版も5800円だそうです。


「PICkit シリアルアナライザ」も同じくらいの
値段で売られていると嬉しいんですけどね。
秋月さん、是非入荷してください!! m(vv)m



コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




ずいぶん前のブログの日記中に挙げていたお話。
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/113.html
↑TINY2313の背景表示器とLM1881を使って
ビデオオーバーレイ表示が出来るだろうと予想
していたんですが、ブレッドボードで回路を
組んでみました。

↓こんなんなりました。(≧v≦)σ

ビデオ信号に背景表示器からのビデオ信号が
重なって出ています。かなり簡単な回路で
実現できます!

カラービデオ映像の上に、「レンガ模様」が重畳
して表示されているのがわかるかと思います。

HDDレコーダーから出力されたビデオ信号を元に
LM1881で垂直、水平同期信号を取り出し、
この信号で2313のピン割り込みをかけて、割り込みを
トリガにビデオ信号を出力します。
出力したビデオ信号は、抵抗とダイオードを通して
元のビデオ信号に重畳します。

回路的にはこんな感じ↓。


ビデオ信号の線とLM1881を除くと、あとはクリスタル、
ISP端子、電源だけなので、複雑なところは特に
ありません。

ポイントになるのは、シンクロ信号の取りまわしと
ビデオ信号の重畳の仕方。
背景表示器は各シンクロ信号を入力することで動くの
ですが、これをLM1881で生成します。
映像信号は、LOW(=0V)の時はダイオードによって
アイソレートされ、HIGH(5V)の時は抵抗を
通してビデオ信号に電圧が掛かるという仕組みです。

http://www.viennawireless.org/balloon/hardware/overlay/index.php
この仕組みは参考にした↑このサイトに有った回路
の原理そのままなんですが、抵抗値は300Ωくらいが
一番自然な輝度という気がしました。(当社比)

UARTからキャラクターコードや座標を指定すれば、
任意のところにキャラクターが表示されます。

ただ、シンクロ信号はスプライト表示器からi/fされる
ものを前提としているため、ラインカウントの数が微妙に
狂っています。

これは垂直同期期間におけるV-SYNC、H-SYNC
の同期信号の出方の違いによるもので、V-SYNC
が入力されるとラインカウントをクリア、以降H-SYNC
を入力するたびにライン数が1upしていくという処理を
しているのですが、LM1881とスプライト表示器ではこの
タイミングがちょっとちがっています。
 →結果、レンガ模様が上に寄って表示される

ラインカウントの数え方を変えるだけで表示位置を簡単に
補整できるので、いざとなれば簡単に表示位置は調整
出来ます。

まぁ、今回は一つの実験なので、これはこれでいいことに
します。

ちなみに、参考にしたサイトにあった「ビデオ信号を
薄暗くしてオーバーレイ表示を見やすくする機能」
は実現してません。これに相当するような信号が
背景表示器には実装されていないので。

まぁ、いずれにしても簡単にオーバーレイ表示が
出来ることが判りました。

唯一の問題は、使うマイコン(AT-TINY2313)よりも
LM1881の方が高いということでしょうか。

LM1881の代わりにディスクリートで組めばもっと安上がり
になりそうですが、定数を決定するのに調整が大変そう…

後で纏めて「実験くん」のページにアップしておきたいと
思います。

(追記:実験くんのページに纏めました↓)
http://picavr.uunyan.com/experiment2_overlay.html



コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする