ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

玉すだれ

2020-09-17 17:38:00 | 日常のこと

2号線沿いを歩いていたら、玉すだれが咲いていた。毎年、初秋に咲く涼しげで可愛い花だ。

ねこ吉は、この花を見ると「南京玉すだれ」を思い出す。




25,6年前、尼崎の遠い親戚の家に用事があって、加古川の叔母と出かけて行った。

ねこ吉が幼い頃は、そのお家は大家族で賑やかなお家だった。確か子供が4,5人いたような・・・。
久しぶりに訪れたお家は、子供たちは立派に成長して独立、夫婦二人暮らしで静かだった。

ねこ吉がオバサンと呼んでいた人は、幼稚園の先生をしていた明るく活発な感じの人だった。

思い出話も一杯して、そろそろお暇をしようかという頃・・・。

「わたし、今『南京玉すだれ』を練習してますねん。やって見せますわ。」と言って。
叔母と、ねこ吉の前で、玉すだれをもって出したり、引っ込めたりして歌いながら踊ってくれた。

「あ、さて、あ、さて、さても南京玉すだれ~。
お目に留まれば、元へと返す。あ、さて、あ、さて。」

ねこ吉は、毎年、玉すだれの花を見ると、頭の中で、「さても、南京玉すだれ~」というメロディーが浮かぶのである。

オバサン、お元気ですか?



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