三時のおやつ

やっと台風が過ぎ去り、どっさりたまっていた洗濯物を片付けてジムに行った。

自転車漕ぎのマシーンを漕いでいると、前のランニングマシーンには、黄シャツとその腰巾着のジジイがいた。
クモ爺はお休みのようだ。

相変わらず説教されてる。

ねこ吉が自転車漕ぎが終わって、次のマシーンに行こうとしたら黄シャツが前を横切りマシーンに座った。

仕方がないので、他のマシーンを使いながら空くのを待っていた。

黄シャツは、マシーンに座ったまま足も動かさず座ったまま。
周りには腰巾着のジジイと、もう一人のジジイが立ったまま、「安倍がどうした、前原がどうした。」と声高に政治談議をしていた。

黄シャツの隣のマシーンが空きそうだったので、前に使っていた人に「使っていいですか？」と聞き、ＯＫをもらったので座ろうとした途端、腰巾着のジジイが横から割り込んで座って来た。

「え！」といったら、黄シャツが「代わったれ。」とエラそうに言ったけど代ろうとしない。

「もう、結構です！」といってロッカールームに行った。
気の利いた嫌味の一つも返すことも出来ない自分が情けない。

何なの！このジジイ達。
ずっと喋ってただけじゃないか！何の運動もしてないだろ！


このハゲ―！このジジイ～！

一瞬、豊田真由子になりたかった。


このところ嫌な事ばかり・・・。

ジムでのことなど大したことではないと判っていても無性に腹が立つ。
ねこ吉の気持ちが荒んでいるんだろう。


午後から、駅まで用事で出かけた。

駅前の「水野屋のコロッケ」でコロッケと玉ねぎのフライを買った。
急いで帰って、無茶食いした。

夕飯のおかずのようなものを３時のおやつにしてしまったので、もう夕飯を作るのも食べるのも嫌や！


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