ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

CATSを見てきた。

2017-04-09 22:17:24 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
昨日、CATSを娘と見に行って来た。

何と、約30年ぶりなんです。

「見に行こう!」と決めたのは昨年の9月。
やっと4月8日にチケットが取れた。
「随分先の話だ。」なんて、思っていたのに何と月日が経つのは早いんだろう・・・。

I列の22番と23番 
ど真ん中です。

通路に面していないのが残念。
四季のミュージカルは、何処から誰が出てくるか判らない。
神出鬼没です。
通路側に座っていると、その醍醐味が味わえる。
ともすれば握手もしてもらえるんです。



これが舞台です。
意外と舞台が低いのにびっくりした。座席数も少なめです。

滑り台が4つあったような気が・・・。昔見たときは無かったような気がする。
猫達はは、この滑り台を巧みに使って登場してくるんです。


猫達が集会するゴミ捨て場?
ゴミの大きさは猫目線で作られたものです。

ご当地ゴミと言われるものが必ずあるそうで、ねこ吉はタイガース柄のマグカップを見つけた。

前半と後半、間に20分程の休憩時間に、誰でもこの舞台に上がることが出来た。
何と素敵なアイデア。見に来た人へのプレゼント。

ねこ吉と娘は、舞台に上がって客席を見た。
演じてるCATSには、客席はこんな風に見えているんだ。



(猫のストラップを買った。未だガラケーのねこ吉

約30年前、たぬ吉の仕事の関係で、家族で舞台のプレビューを見せてもらえることになり、CATSのプレビューを家族4人で見に来た。
多分、新宿の仮設テントだったと思う。


天井を見上げれば、星座がキラキラしていた。
こんな斬新な舞台があることにびっくり。
出演者たちの斬新なメイクとコスチュームにもびっくり。

娘は確か幼稚園の年長さん。
息子はトイレトレーニングの真っ最中だった。

娘は目をキラキラさせてうっとり見ていた。
息子はねこ吉に抱かれて眠っていた。

皆が拍手すると、がばっと起き、舞台の方を見て懸命に拍手をする息子。
終わるとまた眠り、拍手が始まると、また懸命に拍手をするを繰り返していた。

息子は松戸の家に帰るまで、どうしても東京のトイレに入れず。
翌日、膀胱炎でお医者さんに行った。

娘はミュージカルの虜になり、その年のクリスマスプレゼントに、たぬ吉ともう一度CATSを見に行った。

ねこ吉と息子は留守番である。

お土産は、猫の耳のついた黒いカチューシャと、劇中歌「メモリー」の楽譜。

姉と弟仲良く、変わりばんこで「ねこみみさん」と名前を付けたカチューシャして遊んでいたね。

「お願い、私にさわってぇ~、私を抱いてぇ。」と幼稚園児の娘がメモリーを歌い、「人聞きが悪い。歌っちゃダメ!」と叱り・・・。

いつかピアノで弾ける日が来るかと待っていたけど、弾けないまま「メモリー」の楽譜は紛失。

「ジェリクルキャッツは白と黒。」回らぬ舌で、ミュージカルごっこをしていた子供たちを思い出し、ねこ吉は懐かしさで胸が一杯になった。

所狭しと猫達が歌い踊り、華やかにアンコールを繰り返し・・・。
手が痛くなるほど拍手をした。

幼かった子供たちは、すっかり大人になり、ねこ吉は年老いた。

ミストフェリーズを演じてた加藤敬二は、振り付け・演出スーパーバイザーになっていた。
メモリーを歌った志村 幸美は、病気で亡くなったとか・・・。
CATSの当時のキャストは、誰一人いない。

CATSの舞台は連綿と続いているけど、演じる人たちはすっかり変わってしまった。
随分、時が経ってしまったんだなぁ・・・。
思い出すままブログに書いて長くなってしまったわ。


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