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ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

くちなしの花が香る頃

2014-06-20 20:37:47 | 植物
歩いていると、甘いくちなしの香りがしてくる。
今年もくちなしの花が咲く頃になったわ。
上品な白い花も、あっという間に枯れて茶色く変色して汚い。
全く、「花の命は短くて・・・。」だわ!

ねこ吉は、くちなしの花の傍には寄らないことにしている。トラウマがあるから・・・。
上の写真もズームで撮った。

その昔、子どもが通っているの幼稚園のバザーで、くちなしの花の鉢植えを買った。
クーラーの室外機の上に置いて、毎日水やりをしていた。

ふと見ると小さな黒い粒々が落ちている。
日に日に粒々は大きくなっているような・・・。

「もしかして・・・。アイツの糞ちゃうか?」

心なしか葉っぱも減っている。ねこ吉は悪い予感がして、水やりも止め、鉢植えをホッタラカシにした。
2,3日して2階のベランダで洗濯物を干していて、ふと階下の室外機の上の鉢植えを見ると、
何ともおぞましい丸々と大きくなった幼虫が2匹が、くちなしの葉っぱの葉脈と茎を残して、ほぼ食べ尽くしていた。

2階からでもはっきり見えた。

「ギャ~!」

ねこ吉は、大嫌いな幼虫に鉢植えを買って、家と餌を与えたようなものだ。

勝手口から出られなくなるわ、よう触らんし・・・。

後日、鉢ごとたぬ吉が捨てに行った。

毎年、くちなしの花が香る頃になると、嫌でも必ず思い出す、「思い出したくない話」だ。