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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

クラシック、ジャズもいい。 classic music , jazz is good , too

2022-01-06 20:13:13 | 日記
 (1)NHK紅白歌合戦もあそこまで行くなら、英国からP.マッカートニーやR.ストーンズの歌、演奏でも聞きたかった。NHKも国民受信料でこの番組に相当予算をかけているようだから、何とかなったんではないのか。クラシックやジャズを取り入れてなんでもかんでもありの番組にふさわしい編成でよかった。

 (2)P.マッカートニーは歌ではなく英国からの映像で紅白に出たことがあるのだから不可能ということでもない。コロナ社会で家のラジオでクラシック、ジャズを聞く機会もさらに増えて心に残る楽曲も多く、あの紅白ならクラシック、ジャズもスクランブル(scramble)生放送で聞いてみたいと思わせる。クラシック、ジャズにもインパクトのある聞かせるミュージシャンはいる。

 (3)もちろん行ったことがないチューリップの鈴蘭高原での野外コンサートテープの放送でもあれば、それにこしたことはない年末になるといつも思って過ごしている。クラシック、ジャズも本腰をいれて聞くといいですよ。ポップスをフルオーケストラで歌うコンサートも増えている(が、ポップス、ロックはギター、ベース、ドラムの元素的サウンドが魅力)。

 フルオーケストラが終盤にダダン、ダダン、ダダーンと力強くくればベートーベンで、ピアノからコロロン、コロロンと軽やかな柔かい旋律とくればショパンかとわかるようになり、作曲家の作品をあてる楽しみもある。

 (4)変人もいる本場米国の伝説的なジャズミュージシャンの超絶技法のジャズに感動することもある。クスリに冒(おか)された超有名な巨人、ジャズミュージシャンがニューヨークからロスに公演のために列車で移動する最中に、途中砂漠の真ん中の駅で一人下車して砂漠をさまよう話など異次元のスケールの大きさがしのばれる(が、超人、天才は期待、頼りから必ずクスリから立ち直り再起する)。

 (5)「今」のパラダイム世の中だったら多分やっていられない、相手にされないジャズの巨人たちの演奏力、超絶技法とともにありのままの姿に触れることができる。クラシックの分厚い楽譜集(score)を見たことはるが、ジャズの演奏を聞いているとジャズのスコアはどうなっているのか、アドリブは主旋律の音階の幅の中で自由に演奏すると聞いているがあの演奏でスコア・ボリュームはどれほどになるのか聞いてみたい。

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22年展望論。 prospect theory in 2022

2022-01-05 20:40:23 | 日記
 (1)2022年は4月にかけて物価値上げのラッシュが続き、家庭、生活、家計に影響を与える。これで賃上げによる消費が伸びれば企業にとっては好況ということになり成長と分配の好循環ということになるのだが、たとえ賃金が上昇しても家庭、生活、家計は自己防衛本能の消費にではなく貯蓄に走るので景気上昇ということにはならない。

 (2)夏の参院選、近年は参院選の結果が政権の行方を左右することになり注目される。安定を求める国民の保守政治志向が強くなり政権選択の衆院選では自民党勢力が安定多数を占める中で、反動として参院は半数改選のために大きな変動が起こりにくく、衆院での保守勢力安定多数に参院では国民有権者のバランス感覚が働いて与党に厳しい判定が出ることも多く、政権にとっては参院選結果が政局の行方を左右することも起きるから注目だ。岸田政権の朝令暮改、指摘されるとすぐに同調、変更する主体性のなさが懸念される。

 (3)秋には米国の中間選挙が実施されて、バイデン政権の行方に大きな影響が及ぶ。政権発足時は初の女性黒人副大統領指名で話題を集めてリベラルな政治姿勢が支持されたが、その後は副大統領の難民拡大の中南米への訪問に消極的な姿勢など政治行動、発言に批判が集まり存在感がなくなり、むしろ80才近くになるバイデン大統領が次期大統領選に意欲を示す言動が注目を集めるほどだ。

 (4)バイデン大統領は世界100か国、地域を超える自由主義陣営の参加を求めてオンラインで「民主主義サミット」を開催して中露に対抗する姿勢を強めており、バイデン政権で他に閣僚で存在感のある政治家が見当たらないのは政権支持、推進力不足がみられて、中間選挙の結果が今後のバイデン政権の行方にさらに重要になってくるといえる。世界、日本にとっても影響はあり関心は高い。

 (5)日本のコロナ感染状況はオミクロン株の急激な感染拡大傾向が顕著になってきて、一方コロナも3年目を迎えて国民の間にもそろそろ慢性化気分も出てきて正月の帰省、初もうでの混雑もみられて、あきらかに警戒の緩みも出てきている。

 世界的なコロナ感染の分析結果でも規制緩和で一気に感染拡大を迎えることが実証されており、国民の慢性化気分、経済企業活動の期待が強い中で政府がどう感染防止対策を進めるのか、方向を見誤れば岸田政権にとっても大きなダメージとなるだろう。

 (6)今年前半の厳しい予測環境をどう政府、企業、国民、社会が乗り切るのか、一時の節度、規律を持って対応できるのかは重要だ。

 


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正月の夢・核戦争拒否声明。 dream of the new year , statement of non nuclear war

2022-01-04 20:09:53 | 日記
 (1)この今の世の中で核兵器が実際に使われると思っている人はどれほどいるのだろうか。効果はあってもありすぎて、ついには使った側にも物理的な影響も含めて取り返しのつかない破壊被害影響が及ぶことになる。

 こんな核兵器だからパラドックス(paradox)として核保有国が使うぞ、使うぞと脅しの効果はあり、唯一の戦争被爆国日本までもが米国の核の傘に守られているという安全保障だ。

 (2)22年正月に夢のようなではなく、夢の話が飛び込んできた。米露英仏中の核保有5か国が「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」(報道)とする共同声明(statement)を発表した。

 共同声明というところが問題で、結局は夢のように聞こえる。これまで米露が戦略核兵器削減協定、交渉も満足に進展しない中で、露プーチン大統領はクリミア編入に際して一時核兵器の使用を考えたと述べており、突然に降ってわいたような核保有先進5か国の核戦争拒否声明には新年の夢かと驚く。

 (3)もちろん共同声明には核抑止論の「核兵器が存在し続ける限り、防衛、侵略の抑止、戦争の予防を目的とすべきだ」(報道)との文言もある。これまで核保有先進国が警戒、懸念していたのは、核保有先進国が核兵器を禁止、撤廃して、それに続く核保有後進国、イラン、北朝鮮のような核開発国が核兵器使用の脅威になることといわれていた。

 (4)核兵器後進国には世界平和、秩序への共同責任、使命よりは核兵器を保有することにより他国を侵略、支配する権力専制主義がより強く感じられることで世界平和、秩序が守られないという危険、不安だ。

 今回の共同声明は新年の夢物語なのか、そうした不安、警戒、懸念を飛び越して核保有先進5か国が核戦争拒否声明をだしたわけで、それならもっと早く国連の110か国、地域以上が参加する核兵器禁止条約に米露英仏中も参加すべきだった。

 (5)そうして、結局は米国追随で、同調して核兵器禁止条約に参加していない唯一の戦争被爆国の日本の立場が行き場のない自主性のみえないものに仕立てられることになった。大国は自らの勝手、都合、思惑、戦略で行動するものだから、日本も主権、独立国家として信念、信条、理念に基づいて理路整然として自らの判断、決定で行動しなければならないということだ。

 (6)ただし、大国間の協定、条約でさえ一方的な離脱、停止、解除が自国利益のために平然と実施されてきた中で、正月早々の「共同声明」がどれだけ効果を持つものか、「絵に描いた餅」にならないことを願うばかりだ。

 (7)米露英仏中の核戦争拒否の共同声明は、世界の良心的な人類が求める核兵器不使用、廃絶、禁止ではなく、抑止力としては維持、行使するものであり、実体論は何も変わらないところが「正月の夢」に聞こえる。

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新年もコロナと米軍。 corona virus and the US armed forces at the new year, too

2022-01-03 20:17:23 | 日記
 (1)新年も始まったばかりでどこかにいいことないかと紙面を見るが、そうそういいこともなく大きな惨事もなく雪国は寒波も押し寄せて警戒が必要だが、比較正月はおだやかな日に見舞われている。

 そうなるとやはりコロナ感染状況がどうなるのか気になるところだが、オミクロン変異株の脅威が拡大している欧米国では米国が1日で約38万人、英国で19万人、仏で23万人とケタ違いで増え続けている。

 (2)ニュース映像を見ると街行く多くの人で混雑する中で、マスクをしていない人の姿が圧倒的に多く、気持ちからしてコロナ感染に対処しようという覚悟の姿が伝わってこないので上述の数字はやむを得ないものと感じる。

 ワクチン接種が進んでいる欧米国で政府からはワクチン効果が出てくると期待して、経済活動を軌道に乗せる姿勢がみえて楽観論が強い。

 (3)国民、市民からは昨年はコロナ対策でロックダウン(都市封鎖)が続いて、外出、移動も厳しく規制されて報道でも国民、市民にコロナ規制に厭世(えんせい)気分の高まりがあると伝えており、これにワクチン接種の効果頼りが重なってのマスクなしの楽観論に包まれている。その影響か経済も同様にNY株価が昨年末に前年比19%上昇して回復基調にあり、楽観論に包まれている。

 (4)米国バイデン大統領も1日38万人感染拡大の中でオミクロン株の感染が増える中でも、経済回復優先であわてることはないと国民に冷静な対応を求めて(報道)いるが、オミクロン株はワクチン接種者への感染率も高くワクチン神話にばかり頼っているわけにもいかない。

 (5)日本でも昨年末からオミクロン株感染者の市中感染とみられる事例が増えてきて、ジワリジワリとコロナ感染者が全国的に再び増え続けている。外国例とは比較にならない程度数の感染段階だが、政府、自治体からは今後の展開に警戒感も強く油断はできない見通しだ。

 専門家からもすでに一定数程度のオミクロン株感染媒体が市中に存在するとして、感染拡大防止の徹底を呼びかけている。

 (6)沖縄米軍基地では米軍人が新年2日間で300人超のコロナ感染者が確認報告されて突出しており、基地外でも感染拡大していることに玉城知事は「米軍が要因となったのは間違いない」(報道)と指摘している。

 (7)今年もコロナ感染、米軍基地問題は日本の大きな課題、問題となる。日本のコロナ感染再拡大の防止は再燃に転じている「今」が勝負の時というところだが、昨年も政府は数度コロナ感染拡大に「ここが勝負の時」と宣言ながら、国民、市民には浸透しなかったことがあった。

 (8)もちろん欧米国から比べれば感染者数、影響被害は比較少ないが、パラドックス(paradox)として欧米国に比べてマスク着用が行き渡り感染対策が徹底している中でもオミクロン株市中感染が増えているというのは、今年もコロナ感染脅威との闘いが続くということであり、「腹をくくって」覚悟のコロナ対策をするしかない。

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チューリップ千里を走る。 Tuip runs quickly `sen-ri'

2022-01-02 20:20:59 | 日記
 (1)1年の計は元旦にありとすっかりいわれなくなったが、今年は寅年でオミクロン感染拡大が見える中でも、1年タイガー(大過)なく健康にトラーイして過ごしていきたいものだ。
 年末にG.ハリスンが亡くなって20年ということでラジオで2日間特集が組まれていた。G.ハリスンの人柄に触れて友人、交友、交流の広さが伝えられて、E.クラプトンとは親密に特別に親しい間柄でありG.ハリスンの日本公演にもギターで参加していた。

 (2)人柄はわからないが、G.ハリスンの楽曲が好きだというミュージシャンが多いのも特徴だ。ポールの完成型に対してジョージのつくる楽曲はギタリストとしてのメロディラインに独特の感性、特徴があって、ともに代表するポールの「yesterday」とジョージの「something」にそれぞれによくあらわれている。

 (3)G.ハリスンのことを書きだすとそれだけで項目がいってしまうので、ビートルズとしてもR.ストーンズ、ミック・ジャガーと交流が深く、ビートルズが初期の頃にR.ストーンズに楽曲を提供していた。

 ビートルズが英国からの初の衛星放送世界同時生中継(all you need is love)で脚立のようなイスに腰かけて演奏、歌うビートルズ(日本でも早朝に中継)の回りにフロアーに座ってコーラスをする多くの人の中にミック.ジャガーの姿もあった。

 (4)チューリップが今年50年を迎えて全国コンサートを開催する。世界広しといえども50年バンド活動というと英国のR.ストーンズに日本のチューリップしか浮かばないと書いたが、新年を迎えた1月1日の新聞朝刊紙面の1面広告でチューリップ50年コンサートが掲載されたとの知らせがあった。

 (5)1月1日という特別の日の新聞朝刊で1面広告ということになれば相当のインパクトがあり、広告料はゼロが6コは並ぶもので、チューリップイベントのヤル気の強さが新年を待ってバン、バシとでたものだ。

 過去に財津和夫さん楽曲の「wake up」が1月1日午前0時から全国テレビに商品広告に使われて流れたことがあり、それが蘇(よみがえ)っての「1年の計は元旦にあり」と今年1月1日新聞朝刊1面広告となったのか。

 (6)あとはオミクロン感染状況が今後どうこちらも広がりをみせるのかだが、岸田首相も今年の参院選で勝利して安定長期政権を目指すためにコロナ感染阻止、取り組みが命題だと感じており、そうでなくても国民の健康保障のためにそちらのヤル気は必要だ。
 新年とともにチューリップは動き出し、寅千里を走り、チューリップ千里を走る。
 

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