いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

5月のラクジュアリー・モード。 luxury mode in May

2022-05-09 20:21:30 | 日記
 (1)新緑、青空(blue sky)の5月になって、音楽が心地よくきれいに響くいい季節になった。ジャズもよく、ラテンジャズなんかテンポのいい心うきうきのリズム感は新緑、青空によく合って気持ちのいい音楽の5月だ。

 (2)青空、ブルースカイといえばTULIPサウンドも5月に聞くとまたいいですよ。「2222年ピクニック」なんかアルバムジャケットがアンリ・ルソーの真っ青の空に白い雲がぽっかり浮かぶ絵画が使われて、TULIPも「2222年 空がまだ青いなら 君とふたりサンドウイッチとコーヒー ピクニック we can fly to the sky」と5月に聞くと空気感がピッタリ、ピリッとメロディーの美しい(melodic)ぜいたくな(luxury)なサウンドで気持ちいいです。

 (3)大阪フェスティバルホールでのTULIP50年コンサートでは「the TULIP」ということで、70年代のTULIPオリジナリティ(originality)のピックアップしたセットリストであまりこれまでコンサートで聞いたことのない曲も演奏、歌い、これがインパクトのあるアレンジで聞かせて、曲順もオーソドックスな中に適当に変化をつけていっきに終盤へと進む構成で楽しめます。終わってみれば「the TULIP」でラクジュアリな気分になります。

 (4)新緑、青空がイメージの日本の5月だが、これまでは統計上年間を通して雨量が最も多い季節であり意外な感もあるがこれから気候変動で早まる梅雨の季節に向って雨模様が続き水害の多い時期でもありうっとしい梅雨への警戒が欠かせない。

 (5)TULIPは現在50年コンサート中であり、大阪では財津和夫さんはP.マッカートニーさんが79才でツアー(北米ツアー)を始めたことを紹介して、向うは神様のような存在で自分とは比較できないがと言って、だからTULIPも50年コンサートを(同じ年に)やってよかったと語っている。財津さんはこんな楽しいアンコールは初めてだと言い、姫野さんはホールを見て上から下までいっぱいで気持ちいいですと言っている。

 (6)本ブログでもTULIP50年は「通過音」だと書いたが、P.マッカートニーさんも79才で北米ツアーを始めるとなれば財津和夫さんもTULIPもそうだが自ら納得のいく音楽、サウンドが出来るのなら、楽曲は豊富で多様なのでP.マッカートニーさんを追いかけて続いてほしいところだ。

 (7)50年の音楽活動も「すごい」ことだけど、その先を行く「先達」もいるので、新緑、青空のすがすがしい気分のまま、ともにロック駆ける(6×9)50年以上その先を駆け抜けたい。
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