まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

サナチェ村

2010-08-05 | 日常
 崖にへばりつく様なくねくね道を下っていくと 谷間の様な所に

パルダンさんの親戚がある・・・と言うサナチェ村に着いた。

山に囲まれた村はガイドブックにも載っていない 田舎も田舎

この様な所にも人が住んでいるんだ~・・・・と思うような場所である。

山を越え、川を渡った先が昨日訪問した ダー村 になるとか、

人々は穏やか、にこにこ笑顔で迎え入れてくれほっこりとした気持になる。

村には6~7軒の家があるが谷底のような場所のため 杏の花も2~3分咲きである。

女、子供が広場に集まって談笑していた。

働き盛りの男性の姿を見かけないのは 畑へでも行っているのであろう。

沢山の子供たちが遊んでいるが おもちゃなど何もなくただ走りまわって遊んでいる。

女性たちは盛んにおしゃべり、背負い籠の中に赤ちゃんを入れて背負っていたので

その写真を撮らせてもらおうと思ったが 赤ちゃんに布を被せてしまった。

どうも 赤ちゃんの写真を撮るのは良くないこと、とされているようである。

電気もガスも何も無い、ないない生活 夜ともなると耳鳴りがするほどの静けさであろう。

子供たちに2枚の厚手のボール紙と輪ゴムで手作りした

バチィン と音を立て跳ね返るおもちゃをΓみんなで仲良く遊ぶのよ」と一人の男の子に

幾つか手渡したら交代で パチン!パチィン! と跳ね返らせて大喜びしていた。

我々が帰る時 大勢の子供たちが村から坂道を上り車の所までゾロゾロ付いてきて

車が見えなくなるまでちぎれんばかりに手を振って見送ってくれた。

どの村を訪ねても 本当に暖かく迎え入れてくれ心の温もりを感じる。






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