ラパスに帰り着いたのはお昼も随分過ぎた時間であったが それからランチである。
「ニュートーキヨー」と言う名前の日本食レストランでランチです。
ご飯、味噌汁(わかめと豆腐)、てんぷら、きゅうりとわかめの酢の物、鮭の煮魚、肉じゃが、
いんげんのごま和え、お漬物3種
箸には浮世絵の模様、おしぼりもある。ここは日本? と思うくらいである。
食べ終わったころ 経営者の奥さんが白衣で調理場から出て来られ 2人で会話をした。
彼女は高知から移民した1世であった。
日本へ帰りたくないですか? の質問に 11歳でボリビアに来て50年 ここが私の生きる場所です。日本の事は幼くてよく覚えていません・・・・と
移民のコロニーに住んでいたが 子供の教育の為 ラパスへ出て来て夫婦でレストランを始めて21年とか
子供3人は日本に住んでいて 娘は日本で結婚し子供もいて家も持った・・・
「私は3年前日本で胃ガンの手術をしました、ガンが進行していたが日本で手術してもらったから
助かりました・・・ボリビアの友達は胃がんの初期発見であったがみんな死んでしまいました・・・」とも。
別れ際に 「日本は平和でいいですね」 の彼女の言葉が強く胸に応えました。
*住めば都* とは言え今日までの彼女達の苦労は計り知れないものがあると思いました。
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