節分
2013-02-02 | 日常
明日は節分です。
柊の小枝に イワシの頭を刺して・・・・と言いますが
生まれ育った 実家では柊の木が無かったからかあせびの枝でした。
祖父が あせびの小枝にイワシの頭をさし 囲炉裏の火にクルクルかざし
「なにをやきべす いわしのかぶをやきべす ふふらふ~ん」と唱えそれを
玄関の入り口の両側に飾っていた。
そして 炒った豆を一升ますに入れ祖父が豆まきをしていた。
この祖父はワタクシが高校1年の時亡くなったが
年中行事をそれはキチンと行っていた。
幼い頃は それが何か心嬉しく傍で眺めていたり
水神様、氏神様、土蔵、等々くっついて歩いていた。
この歳となった今その様な光景がありありと思い出され
目を閉じると あの頃に戻った様な不思議な感覚に襲われることがある。
これが 歳を重ねたということかな?