地震の直後から電気、ガス、水道は止まってしまった。
でも 我が家は小さいがビルであるため水は受水槽から高架タンクに送水して
各部屋へ・・・・の仕組み、その高架槽の水を大切に使えば水は大丈夫である。
明かりは40年近く前に買った大変太いロウソク(キャンドル)が2本ある、
それを リビングと通路に灯した。
その上 用心深い夫のこと 懐中電灯は大きなのが4つも常備してある。
懐中電灯は要所要所において大変重宝した。
電気が点くまでの4日間 ロウソクの明かりで携帯ラジオのニュースを聴いて過ごした。
耳から聞く地震の様子、津波の様子、被害の事等々しっかり聴いていたが
4日後に電気が点き テレビを見てその凄さ、酷さを目にして言葉を失った。
4日間一日中ラジオから耳を離さなかったが 全くその凄さ、酷さを想像できなかった。
地震が起きてもの凄い揺れの中にいる時よりも
テレビの画面を見た時の方が身体、心の震えをおぼえた。