まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

マドリットのホテル

2008-04-30 | 日常
 薄暗くなる頃 ホテルの部屋に入る 大変立派な部屋である。

まず 電気、洗面所の水、バスタブへの給湯の点検をするのが第一の仕事。
ロビーで部屋のキーを渡された時 何やらバスタブに給湯の説明・・・

要を得ない説明に やってみればわかるだろう・・・と
バスタブの横には半分まで固定された透明ガラスの衝立がある。
(シャワーカーテンの役目)

衝立の奥の壁面に写真の様な 変なわけのわからないものがついている。
バスタブに給湯するにはバスタブの中に入らなければ操作できない。

スペインの風呂はみなこうなっているの? 何とも変なかたちである。

だが 蛇口が無い? そうか ロビーの説明はこの事だったのか・・・。
どこをどうひねれば湯が出るのか サッパリ分からない。

あっちこっちひねっていたら いきなり 水がビャ~! ヒェ~~!
頭、顔,肩へ水・・メガネも濡れて前が見えない。

濡れながら手探りで片っぱしからひねって やっと止まった。
全身 ずぶ濡れである。 う~ん もーー!!!

今度はすっかり裸になって 慎重に やってみた。
なんと なんと 真ん中上のシャワーと両脇の6か所の穴から湯が飛び出す仕掛けである。

世界あっちこっち歩いているが こんなシャワーは見たことが無い。

スペインの人はへ~んなのが好きなんだ・・・と1人ブツブツ、
(夫婦で参加だが部屋はお互い1人部屋を取る)

気分はよろしくないが その時の自分の慌てふためく様を想像すると笑えてくる。
胃薬と睡眠薬をしっかり飲んでスペイン最初のベットに着きました。

翌日 誰も水をかぶった話は出なかった。 
皆 ちゃんと説明を理解していたのかな? 
それとも 笑われるから言わないのかな?? 

私? 勿論言いませんでした。