トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウメ

2013-02-13 | 樹木 草花


気になっていたのでウメの様子を見に行ったら咲いてました
白梅 紅梅揃い踏みでした

この様子だと2月の初めころには開花していたようだ
例年より少し遅い開花だ

梅の花を見ると何やらやっと本格的な春になるようでホッとする

ウメはバラ科で中国中部原産の落葉小低木
自家不稔性のものが多いので受粉樹の混植が必要

材は床柱 櫛 念珠 洋傘の柄 彫刻材
実は食用 薬用のほか染色の媒染剤などに使われて用途は広い優れもの
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ナギイカダ

2013-02-12 | 樹木 草花


ナギイカダが可愛い花を咲かせていた

葉はごく小さな鱗片状で目立たない
葉のように見えるのは枝から変化した葉状枝で 2~3cmの卵形 硬くて厚い革質で先端は針状の刺で終わっている
中央部を走る脈の部分でゆるく二つに折れ脈上に花を一個つける

花は葉状枝の基部寄りに帯白色の小さく可憐な感じに咲く
花期は3~5月 10月頃に1cm弱の丸い実が赤く熟す

ユリ科の常緑小低木で雌雄別株
写真の木は脇に実が残っていたので雌株

葉状枝に花が乗っている様子をイカダに見立て 葉状枝がナギの葉に似ている(脈が縦真っ直ぐに入っている)のでナギイカダと名付けられた

葉だとばかり思っていた葉状枝 触るとつんつんして痛い
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コゲラ

2013-02-11 | 野鳥


ギーッと言う声でチョッとした公園ではいつも見られるコゲラ

キツツキの仲間では日本で最小 15cmの大きさでほぼスズメ大
日本とその周辺にのみ生息する
英名は Japanese Pygmy Woodpeker 学名は Dendrocopos kizuki で最初の採集地大分県の杵築に因むと言われるが キツツキがなまったと言う説もある

オスは後頭部両側に赤斑が有るのだが羽に隠れてほとんど見られない
これまでに一度しか見たことが無い

コゲラは都市の緑地が増えるにつれて都市へ進出してきた
小さい鳥なので硬い生木は孔を開けられないが 枝が少しでも枯れていれば目ざとく見つけて巣穴を掘る
キツツキが嘴で木を叩く音をドラミングと言うが コゲラのドラミングは小さい音で時間も短い

ギィーッと言う鳴き声と 細やかなツゥルルルのドラミングで コゲラー声が上がる人気者
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シロハラ

2013-02-10 | 野鳥


今シーズン一番多く出会った鳥の一つがシロハラだ
ツグミの仲間でお腹が白っぽいのでシロハラ

大きさは25cm程でハトと同じ位か少し大きい
色模様に個体差が有って面白い

冬鳥で繁殖地は日本海を渡った中国から樺太であまり遠くには渡らない
稀に本州で繁殖の記録もある
渡る先が近距離のせいかのんびり屋の性質なのかゴールデンウィークの頃までいて夏鳥と一緒に見られることもある

落ち葉の下や土中のミミズ類昆虫類の幼虫など 木の実なども食べる
少し薄暗い木の下などの居ることが多いが明るい所へも結構出てくる

ツグミと同じように羽をダラっと下げて胸を張って前を見るしぐさが何とも面白い
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フユシャク

2013-02-09 | 虫類


フユシャクの仲間が桜の木に止まっていた 翅が有るのでオスだ 大きさは35mm位
似たようなフユシャクが多いので定かではないが ヒロバフユエダシャクらしい

冬に成虫が発生するシャクガ科の仲間をフユシャク(冬尺蛾)と総称して読んでいる
この蛾は冬季に成虫が発生し繁殖活動をし産卵する

オスもメスも口吻が欠けるか縮小していて食事を摂らないことが多い
氷点下になるような冬の寒さで食べた物が凍結することを避けていると言われている

下の写真はフユシャクのメス
メスは翅が欠けるか縮小していて飛べない
上部の左右にわずかに出ているのが翅(の名残り)
寒さで体温を奪われないように翅を縮小させたらしい
翅が無くあまり活発に動けないので フェロモンを出してオスをおびき寄せる
幼虫は糸を出して風に乗り 生活域を広げている



冬は天敵が少ないので その意味では生き易いのかもしれないが 例え備えが有るにしても寒さが大敵で生きるのは大変だろう
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ウメの蕾

2013-02-08 | 樹木 草花


今年のウメの咲き具合はどうなんだろう
咲くのが待ちきれないので冬芽と蕾
左の写真は昨年の10月 真ん中が11月 右が今年の1月30日

もうじき咲くような蕾になっている
個々のウメの記録では去年が異常に遅く2月14日の開花だった
平均では1月20頃が多い
それに比べれば今年はだいぶ遅いかんじだ

ウメにウグイスホーホケキョ 早く咲かないかなー
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マンサク

2013-02-07 | 樹木 草花
 

冬の寒気と春の暖気が鬩ぎ合いで昨日チラチラ振った寒い雪が今日はポカポカ春の陽気明日はまた寒くなりとか・・

マンサクの花が満開だ
春に先駆けて「まずさく」からマンサクとか 枝に花が一杯満々と咲くから「まんさく」と言われている

マンサクは日本固有種
落葉小低木で大きくても5m 葉が出る前に花が咲く 細長い花弁が4個つく 下側の暗紫色は萼片で4個付く

ソシンロウバイ マンサクと春を思わせる花は黄色
春は黄色から始まる かな
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ツグミ

2013-02-06 | 野鳥


去年はなかなか見られなかったツグミも今年は多い

食糧が豊富に有れば群で過ごし 少ないと一羽で過ごす
本格的な冬になっても徐々に移動するらしい 夜空を渡る鳴き声がする事が有る

地上を跳ね歩いては立ち止まって胸を張る 
この動作を繰り返しながら土中からミミズ類や昆虫類の幼虫などを食べている 木の実も良く食べている

体の模様に個体差が有って良く観察すれば一羽一羽見分けがつく事が有る
わが家にやってくるのは羽色が赤茶っぽく胸の黒斑が多い

昔は大型ツグミ類は重要な食料鳥で西洋でも中国 もちろん日本でも食べられていた

ツグミ:冬鳥 体長24cm スズメ目ツグミ科だったのだが新しい分類ではツグミ科が無くなったようだ
スズメ目ヒタキ科に分類されている
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オナガガモ

2013-02-05 | 野鳥


草原で団子状態で寝ていたオナガガモが一列縦隊で沼の方へ歩いていた
おかしな光景に思わず笑ってしまった

渡りの時にはカギになりサオになりで列を作って飛ぶことからして 列を作る習性があるのだろう

オナガガモ:冬鳥 オス75cm メス53cm
渡来数が多いカモで特に餌付けされているような所ではおおい
普通は夜間に水田や湿地で採食するが餌付けの場所では一日中そこで生活している
お尻を水面に出して逆立ちする姿を良く見る 他のカモより水深が深い所で水草や草の実などを採餌しているようだ
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ツバキ

2013-02-04 | 樹木 草花


昨日は節分 暦の上で春を迎える立春の前日 一年の災いを払うため厄落としとして豆を撒く
最近は関係業界の販売促進活動で 太巻寿司を恵方(今年は南南東)に向いて食べると良いとか宣伝していた
そして今日は立春 日差しも春めいて明るく感じる

この時期鳥たちも食べ物探しが大変で苦労しているようだ

ツバキの蕾が食べられているのを見つけた
見ていなかったので想像だが この荒々しい齧りっぷりはヒヨドリかと思う

♪春は名のみの風の寒さや♪
まだまだ寒い日が続く この時期は小鳥たちへのエサ遣りをしっかりやっている
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ベニマシコ

2013-02-03 | 野鳥


人気の赤い鳥ベニマシコ(紅猿子)

マシコ類は珍しい種類が多いがその中でベニマシコは比較的数が多く時折出会う
それほど警戒心が強い鳥ではないが出会っても忙しい素振りでスイと行ってしまう

マシコ(猿子)は赤い色を意味しており更に紅と重ねた所はこの鳥の赤い色がよほど印象的なのだろう

アトリ科の鳥 大きさは15cm 漂鳥で平地から低山の草原 湿原 灌木林などに居る
越冬地では林縁や草薮で採食しながら移動していて 同じ場所で何回も見ると言うことが無く 一か所に長くは居ないようだ
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シロヒメヨコバイ

2013-02-02 | 虫類


今日は気温が20度を超えた
東京で立春前に気温が20度を超えるのは44年振りとか

陽の当たっている八つ手の葉の裏にヨコバイが居た
小さなヒメヨコバイの仲間でシロヒメヨコバイのようだ
大きさは3mmほど 成虫越冬する

去年赤に黒い筋の入ったヨコバイを見てから 冬は常緑樹の葉の裏をめくるのが心楽しくなってきた
中々いないのだが稀に小さな虫に出会える楽しみ・癖になる
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ソシンロウバイ

2013-02-01 | 樹木 草花
 

ついこの前まで蕾だったソシンロウバイが開花した
ソシンロウバイ(素心蝋梅)は花の中まで花弁の色と同じと言うことから付けられた名前
ロウバイより花が大きく豪華に感じる

右の写真が花が開いたばかりで開き方が小さい
花の中に雌しべが一つ見える この時期には雌しべが雄しべに先んじて出来ている(雌しべ先塾)
その後花が大きく開くころに雄しべが出てくる 左の写真の花の中に雄しべが5本見える
自家受粉を防ぐ仕組みが出来ている

ソシンロウバイ:ロウバイ科 中国原産の落葉低木
最近の公園ではロウバイはあまり見なくてソシンロウバイが多い
中まで黄色で品よく見える?

1月初めの蕾
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