韓国の産業通商資源部は、11月の輸出が前年
同月比14・3%減の441億ドルだったと発表。
過去1年間の累計輸出額は、5450億8000万
ドルと、その前の12ヶ月(2017年12月-18年
11月)の累計輸出額を10・1%下回った。
年間の輸出減少率が、2桁台の減少を記録する
のは世界的金融危機のピークに当る2009年の
13・9%減の記録以来となる。
理由としては、半導体、石油化学、石油製品
など主力製品が世界的な供給過剰、原油価格
下落などの影響で値下がりによる輸出額の
減少や米中貿易戦争の影響などを挙げている。
主要13品目の内、競争力を備えている半導体、
石油化学、鉄鋼、ディスプレー、繊維の
5品目は一度もプラスに転じることがなかった。
韓国の輸出市場で、最大の割合を備える中国
向けの輸出も約25%も減少が続いた。
韓国の輸出総額の2割強を占めてきた重要性を
備えた輸出製品の半導体は、最近12ヶ月の
輸出額がが25・1%の減少となった。
供給過剰により、8GB DRAMの価格が昨年
11月の7・91ドルから2・81ドルにまで急落。
GDPの約4割を輸出に依存している状態で、
1年間を通じて1割以上も減少すれば、国の
経済環境や財政状態の悪化は避けられない。
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