１２月３日、ＮＡＳＡが発表した無人探査車「キュリ
オシティー」による火星の土の分析結果では、
炭素を含むメタンの化合物が検出されたが、
生命が存在した証拠とは考えられないと発表。
この日の発表では、生物の存在を示す痕跡
発見の重大発表に備えて、学者や報道関係者の
期待が高まっていたが、NASAは打ち消していた。
発表では、火星の土の分析で数種類の過塩素
酸塩と塩素を含む複数の単純な有機化合物が
検出され、また、化合物のひとつである塩素
化されたメタンは、炭素を含む分子だった。
検討の結果、どうやらこの炭素は探査機が
ごく微量ながら持ちこんだ炭素が、探査機が
備えている分析装置の熱で反応してメタンに
可能性があるとして、メタンの存在を否定。
生命の存在の発見は暫くお預けとなった。
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