中国人民銀行は21日、定例の公開市場操作で
短期の金融市場に4000億人民元(日本円で7兆円
余り)の巨額の資金を供給したと発表。
短期金融市場に1度に供給した額としては2013年
2月以来の大きな額とされる。
理由は春節前の企業などの資金需要に備えた
対応としている。
前日、香港では中国国有企業が為替市場で人民元
暴落回避に備えた元買い、ドル売り介入をしていた。
直前まで香港ドルを売ってドルやユーロ、円などの
外貨に両替する動きが顕著になって、香港ドルは
8年5ヶ月ぶりの安値に下落し、株式も大幅下落。
香港からも通貨下落を予想した外資系資金が
大量に引き揚げ始めたからだ。
この煽りを受けて香港の銀行間で人民元不足が
発生し、香港の銀行間の取引金利が66%という
パニック状態の高金利を記録している。
当局は、中国からの資本逃避による人民元急落
阻止に備えた形振り構わぬ対応を強いられている。
中国はSDR入りの条件として「完全変動相場制」を
約束させられているが、現状からはSDR入りは
見通せず、急げばヘッジファンドの餌食となる。
現体制を維持しようと外貨準備金を取り崩して
元暴落に備えた防戦を続けているが、15年末に
3兆3300億ドル(約391兆7200億円)にまで減った
外貨準備の取り崩し可能な正味残は5000億ドルと
する専門家の見方もあり、徳俵一つの土俵際だ。
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