洞爺湖サミットでの最大問題であった二酸化炭素の
排出による温室効果ガスを2050年までに半減させる
とする日本の提案に対して、G8で、事実上の合意を
得られたことが、大きな成果だと報じられています。
1997年の温室効果ガス排出量の削減目標の達成
に備えて、法的な拘束力を持たせた画期的な京都
議定書から、離脱したアメリカを巻き込んだ合意で
あっただけに、その成果が評価されました。
また、主要な大量排出国で、アメリカも自分の国だけが
標的にされるのを嫌がったことから、中国やインドを
含めた気候変動枠組み条約締約国会議(COP)を
新たに設けて、長期目標達成のための合意を目指す
ことになっています。
現在、世界の二酸化炭素の搬出量の国別のランクでは
アメリカが全体の22%を占め、ついで中国が18%と
この二国で全排出量の40%を占めています。
インドも4%を占めていますからアメリカと経済発展の
著しい中国及びインドの合意なくしては、地球温暖化
目標などは絵に描いた餅になってしまいます。
先ずは、排出量大国である3カ国の協力が地球の
将来のカギを握っているということです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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