明けまして おめでとうございます。
宝永4年(1707年)10月に発生した
宝永地震は、駿河湾から四国沖まで連なる
南海トラフ全域が震源となる大地震だった。
記録はM8.6とされているが、その後の研究で
古文書などによる調査で判明した余震の範囲が
全長830Km、幅240Kmにも及んだことから
地震の規模は東北地方太平洋沖地震のM9.1
にも匹敵する規模であったのではないかとする
説も出ている大地震であった。
この地震による倒壊家屋が信濃、甲斐から北陸、
山陰にまで及び死者数が200000人ともされる。
高知市西部の約20平方キロでは、最大2mの
地盤沈下が発生し、大津波が襲った。
土佐市の海岸から約400mの位置に在る蟹ヶ池
の高知大学によるボーリング調査では、宝永地震
による約50cmの津波堆積物が見つかっている。
更にその後の6000年前までの地層調査では
15程の地震堆積物層が発見されている。
これらの層の解析から、過去6000年間に亘って
300~500年間の間隔で、M8.6級の大地震が
発生し、繰返し大津波が襲っていたことが判った。
12月21日に発表された、2012年度の30年
以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率
では、高知市は66.9%と数値が高まっている。
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