大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ
(S&P)は、中国国内の上位50銀行が備えて
いるリスクについての報告書を発表した。
その中で、現在中国経済が抱える3つの問題点を
指摘し、これらの問題が今後の中国経済を揺さ
ぶると警告している。
1:賃金の急上昇による国際競争力低下を主因
とする輸出低迷。
2:需給バランスを無視した野放図は設備投資に
よる余剰生産能力と過剰在庫量の存在。
3:影の銀行を通じて積み上がる地方政府の
過大な負債の存在。
中央が不動産バブル抑制に備えた規制や指示を
出しても地方政府は歳入維持と増を図るため、
土地の譲渡を進めざるを得ず、不動産投資を
過熱させるので不動産バブルは終息しない。
中小銀行は破綻に瀕しており、大手銀行も覆い
隠された簿外の負債額が増加の一途。
2013年5月、ゴールドマン・サックスが工商銀行の
全保有株を売却、バンク・オブ・アメリカも9月3日
中国建設銀行の全保有株を売却して撤退した。
S&Pは中国の銀行の評価引下げに動いている。
一般企業でも資源関連企業を中心に、過剰設備と
過剰負債により格付け引下げが急増している。
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