大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国の23年 不況に高金利 不動産市場暴落

2023年01月05日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



韓国では、韓国銀行が基準金利を7回にわたり

合計で2・25ポイント引上げ、3・25%となった。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、12月14日に

フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、

3.75%~4.00%から4.25%~4.50%へ引上げた。

今後の利上げでは、最終的に5・10~5.25%まで

引き上げられそうだ。

韓国は、現在3・25%まで金利を引き上げて

ウオン売り防止のために、米国との金利差を

縮小させる必要がある。

このため、米国に追従した利上げを迫られる。

市中銀行の貸出金利も、既に利上げが始まって

いるが、金利高の影響をまともに食らうのが

GDPの105%にまで膨れ上がった家計債務。

この多くを占めているのが、住宅ローンなどの

不動産関連だ。

ソウルの人気住宅地のマンション価格は、

天井知らずの高騰を続けてきたが、バブル化に

積極的に参加してきたのは30~40代の世代。

今夏には、値下がりが伝えられていたが、

7月には1億2500万円で取引された物件が、

12月には約17%も値下がりした価格に。

1億円を超える物件が、短期間保有に22%も

下げて売られるなど、値上がりの激しかった

高級物件は軒並み2割ほど値をさげている。

無理をして購入したものの不動産市場の先行き

見通し悪化に慌て、金利上昇に伴う元利金

返済に行き詰まりを感じて投げ売りが始まった。

月収の半分以上を、元利金返済に充てる

必要がある若年層が増加しているという。

住宅ローンなど、不動産担保の金利は、今後

一段と上昇速度を速め、8%台が予測される。

23年は、返済に行き詰った事故物件や負担に

て兼ねた投げ売り物件の増加で、不動産市場の

暴落が予測されている。

韓国銀行は、23年の大きなリスクの一つに

不動産市場のハードランディングを上げて

警戒を強めている。

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