英国では、従来のデルタ株よりも10%程度強い
感染力を備えた[デルタプラス]株が感染を
広げている可能性があるとの指摘がある。
10月20日、新たに4万9139人の感染が報告され、
8日間連続で4万人を超え、21日に、遂に5万人を
超えてしまい、保健相はこのままでは、10万人
超もある非常事態だと警鐘を鳴らし、ワクチン
接種を呼び掛けている。
また、医師会は[混雑した場所でのマスク着用の
義務化など、感染拡大を抑えるためのさらなる
対策をとらないのは政府の意図的怠慢だ]と批判。
新たな丙種株に、既存のワクチンが効き難いか
どうかは、未だ分かっていない。
また、既存のデルタ株がアルファ株に代わって
優勢になった時のように、急速に広まっている
状況でもないとしている。
「AY.4.2」と特定された新たな変異株は、
「Y145H」と「A222V」として知られる2つの
変異を併せ持つデルタ株の亜系統「AY.4」から
派生したものとみられている。
Y145HもA222Vも、過去に確認されている
複数の変異株にみられる変異だが、発生頻度は
低いとされる。
情報データベースGISAIDに登録されている
ウイルスの遺伝子配列データの変異株データに
よれてば、このデルタプラスは7月前半当たり
から英国で広まり始め、それ以降、新たな
感染例の7~8%を占めている。
英保健安全保障庁が、10月15日に発表した
報告書では、AY4.2は、特にイングランドで
感染拡大が認められているという。
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