大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

IMFが中国の金融危機を警告 GDP成長止まる

2016年08月20日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        


IMFは8月12日、中国の経済成長率のスロー 

ダウンが続き、2020年にはプラス5・9%、21年に

プラス5・8%と6%割れになると予測を発表。

原因として、現在、中国企業が備えている過剰

債務問題と過剰設備問題があるとした。

現状から推して見れば、習近平が目指す2020年

までにGDPを2010年比で2倍の目標は不可能に。

中国経済の破たんを予測するジョージ・ソロス氏は

企業債務の増加によって、経済のバブルが崩壊し

経済が一気に落ち込んでしまうと予想している。

GDP比での企業債務比が90%レベルであるのに

対して、2015年には160%に達しており、既に

破たんの危機的な状況を備えていると指摘。

企業や国の債務が増加していてもGDPが見合った

比率で伸びていれば問題はないものの、中国の

GDPは2014年に、2013年の9兆5000億ドルから

10兆ドルに伸びて、企業債務の対GDP比も145%

から150%になった後、2015年はGDPが伸びず、

企業債務は16兆ドルと増加を続け債務比率が

160%にまで膨れ上がっている。

今年はGDPが11兆ドルに伸びる可能性を備えるが

企業債務は、それ以上の急激な増加を続けている。

日本の金融機関の成長予測では、国有企業中心の

公共事業投資に下支えされて成長率は+6.6%

2017年は+6.5%との予想が出されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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