7月18日、韓国銀行(中央銀行)は市場の据え
置き予想に反して政策金利を1・75%から
1・50%に25ベーシスポイント(bp)引き下げた。
利下げは、2016年6月以来の3年ぶりとなる。
更に、韓国銀行は今年のGDP成長率見通しを
4月に2・6%から2・5%に引下げていたが、
さらに、2・2%へと下方修正した。
韓国経済の柱である輸出は、2018年12月以降
6月まで7ヶ月連続でマイナスが続いており、
利下げによるウオン安は、輸出にプラくなる
効果を備えてはいるが、輸出の1/4を占める
中国は、米中貿易戦争のさ中であり、中國の
景気は沈滞していて、韓国の輸出増への
プラス効果は期待しづらい。
また、韓国経済への大きな影響力を備える
日本による韓国のホワイト国排除が本格化
すれば、経済の低迷が続いてウオン安を加速
させる可能性も高まる。
ウオン安加速で最も懸念されるのが、海外
資本の流出だが、既に株式市場では外資の
売り越しが目立ってきているとされる。
イザという時に備えた日本とのスワップ協定も
途切れたままで逃げ場がない八方塞がり状態だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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