大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

全人代 新人事や体制は強硬化

2013年03月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


      


3月5日に日本の国会に当る全国人民代表大会が

開催され、習近平新政権の正式な発足に備え

人事や政策方針が決定される。

漏れ出て来ている人事では、政治局入りが確実視

されていた胡錦濤派の李源潮が国家副主席、江

沢民派で天津市書記だった張高麗が筆頭副首相に、

胡・温に近い劉延東、汪洋、馬凱が副首相の案。

温家宝首相が行った最後の政府活動報告では

既得権益集団に押されて実現できなかった政治

体制改悪に悔しさをにじませるものではあった。

新年度予算では国防費が10.7%増で、深刻さを

増している環境対策費の倍以上の予算金額に。

「国家の海洋権益を断固守り、海洋強国の建設」を

ぶち上げた胡錦濤の後を受けて習近平は今年を

海洋強国化の元年と位置づけ「海洋強国建設」の

旗を掲げて軍部に檄を飛ばし、掌握に余念がない。

特に国家海洋局の大幅な体制強化が特徴的。

注目すべきは、国家海洋局の劉賜貴局長と人民

解放軍海軍司令員(海軍トップ)に就任した呉勝利

とは習近平が福建省在任時代に同じ釜の飯を

食った仲間で鉄の絆を)備えていることだ。

当初から尖閣諸島問題を所管して来た習近平に

すれば、尖閣諸島は譲れぬ問題であり、過激な

海洋局と海軍を前面に押し出して来るのは必至。

日本は腰を据えて事に備える必要がある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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