テレビの報道で、農薬を浸みこませた繊維で
織った蚊帳で、マラリア蚊を退治することに
大きな成果を上げている話が紹介されていた。
住友化学が国際貢献の一環として取組んでいる。
元来は、除虫菊が備えている殺虫効果のある
成分を化学的に合成して産み出した農薬の
「ペルメトリン」をポリエチレン繊維に練り込む。
この殺虫効果を備えた繊維で、マラリア蚊が
通り抜けることが出来る4mm角程の網に編んだ
蚊帳、オリセットネットを使用すれば、蚊が蚊帳に
止まった時に、殺虫成分で死ぬことになる。
マラリア患者の90%は、サハラ砂漠以南の
サブサハラ地域で発生するとされるため、この
蚊帳の有効性に着目したWHOは2001年に
使用を推奨し、マラリア撲滅に備えた支援活動で
サブサハラ地域の2人に1張を配布している。
生産拠点のあるタンザニアでは、7000人の
雇用を生み出す一大産業に育っている。
だが、一部研究機関やNPOから、ペルメトリンは
小児の脳の発達障害を起すことが動物実験で
確認されていることなどを挙げて反対している。
「農薬蚊帳」の安全性に疑問符が付いているのだ。
国際貢献が反転して薬害問題になれば一大事だ。
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