江戸時代の古文書に、いきなり大きな津波に
襲われて被害が出た記録が記されているが、
揺れを感じた記述の無い謎の津波だった。
1700年1月26日のこの津波は、カナダのバンクーバー
沖から南へワシントン州、オレゴン州沖に連なる
ファンデフカプレートが北米大陸に潜り込む海溝で
発生した海溝型地震による津波であったことが
沿岸部に残されていた枯れ木の年輪から判った。
太平洋で生み出された小さなファンデフカプレートが
大陸に潜る込んで造っている海溝の全長約1000
Kmが震源となった大地震で、発生した大津波は
10数時間かけて日本の沿岸に到達し被害を与えた。
このファンデフカプレートは、太平洋東部に存在する
ファラロンプレートから5000万年前に分離し、1000
万年後に、完全に北米大陸の下に潜り込み消滅する。
専門家の推定では、この規模の大地震は500年の
周期で発生するとされ、今後50年以内に再び日本が
襲われる津波の発生の確率は75%と非常に高い。
チリ地震による津波の再来よりもこちらの方が
高い危険度を備えていることになる。
北米西海岸ではサンアンドレアス断層の存在が
知られているが、1906年にはM7.8の直下型地震で
サンフランシスコが大被害を被っている。
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