大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 世界最大の海洋プラごみ排出国 

2020年10月18日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)による研究

発表では、海などに流出したプラスチック

ごみが紫外線や波の影響を受け、5㎜以下の

断片に分解されたマイクロプラスチック片が

世界の海底には約1440万トン堆積している。

研究チームは、2017年3~4月にかけて無人

潜水艇を使い、豪州南方沖380㎞までの計6

地点で、深さ1655~3062mの海底から計51

ヶ所の試料を採取し、1g当たり平均1・26片と

従来の深海研究で報告された量の25倍に相当

するマイクロプラスチックを検出した。

このデータを基にした計算で、世界の海底には

約1440万トンが溜まっていると推計した。

中国は世界最大の海洋プラスチックごみ​​の

排出国であり、2017年に100万トンものプ

ラスチック廃棄物を海に放出したとされる。

海に流されたそれらの廃棄物は毎年、海洋・

漁業・観光産業に年間数十億ドルの損失を

与え、また食の安全や公衆衛生をも脅かす。

APEC(アジア太平洋経済協力)の2020年の

フォーラムの報告書によると、海洋ゴミが

同盟国へ与えた損失は2015年だけでも110億

ドル以上と推定されている。

2017年に、日本の沿岸で回収された自然物を

含む漂着ごみ量は約5・5万トンとなっている。

漂着ごみの内、大半がプラスチックごみであり

西日本の沿岸に漂着するプラごみの過半は

中国と韓国から来たものとされる。

また、漂着するごみは、全体の5%程度であり

殆どが海中にあり、マイクロ化される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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