サムスン電子が発表した、2019年1~3月期
連結決算では、売上高が52兆3900億ウォン
(約4兆8400億円)で前年同期比13・5%減、また
注目の営業利益は6兆2300億ウォン(約5760
億円)と60・2%の大幅な落ち込みとなった。
韓国経済の屋台骨を支え、国全体の輸出額の
2割を占める存在感を備えるサムスングループ
20%を占めているサムスン電子とは、財閥
経済改革を掲げる文在寅とは敵対関係にある。
だが、決算発表の当日、文在寅の姿がサム
スン電子が半導体生産の拡充に備えて新たに
133兆ウォン(約12兆円)規模の投資を計画
するサムスン電子の工場にあったという。
工場で、副会長ら経営陣を激励したという。
文在寅が、お国が大事と面子を捨てて、駆け
付けたことに、驚きをもって伝えられている。
5月中旬に発表された、世界の主要半導体
企業の今年1~3月期の売り上げ高比較で、
サムスン電子の売上高の落ち込み幅が、主要
企業の中で最も大きかったという。
売上高1位は、非メモリー半導体中心の米の
インテルが157億9900万ドルで、上位10位
企業中で落ち込みが最も小さかったのに対し、
2位のサムスン電子は128億6700万ドルで
昨年同期比34%減の大幅な落ち込みだった。
サムスン電子が、新たな市場制覇に備えて
発表した折り畳めるスマホ「ギャラクシー
フォールド」のプレゼンで不具合が見つかり、
発売開始を当初予定日から延期する羽目に。
かってのバッテリー発火事件に続く、品質
問題で信頼性を損なう事態になっている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?