備えよ常に! 備えあれば憂いなし



世界の半導体業界ではトップの位置に座る
米国のインテルの経営が傾き、米の同業
クアルコムから買収を打診されたとされる。
インテルは、パソコンの各部品から入って
くる情報を処理する半導体のCPUでは、
世界の80%のシェアを占めている。
半導体の需要は、インテルのCPU(中央演算
処理装置)から、米エヌビディアの画像処理
半導体(GPU)へと移っている。
このため、収益は22年度より54%減となり
株価は60%も下げた。
インテルは、特にパソコンやサーバー向けの
CPU需要の減少に直面して窮地に立た
されているが、サムスン電子はメモリー
チップの需要の減少と中国製品の追い上げで
インテルと同様に危機に直面している。
サムスンは、インテルと同様に、AI(人工
知能)半導体を手がけていないのが要因。
サムスン電子は、26万7800人を超える従業員を
抱えているが、そのうちの約14万7000人が
国外の事業所の従業員。
この海外事業所の営業・マーケティング部門の
スタッフを約15%、管理部門のスタッフを
最大30%削減する方針で、数千人規模で
人員削減が行われる。
サムスンは、この人員整理に理由を明らかに
せず、定期的人員整理という曖昧な表現で
逃げているが、間接コスト削減の守りの
経営に一歩踏み出した。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?