備えよ常に! 備えあれば憂いなし



韓国では、家計債務がGDP比で100%を超え、
経済に悪影響を及ぼすと国際決済銀行(BIS)が
韓国政府に警告を発した。
文在寅には、不動産と株式投機に借金を
重ねて投資をした若年層が、元利金返済に
窮している状況がしばしば報じられていた。
この流れの浮ついた若者は減ったとはいえ、
韓国政府が不景気対策として利下げをしたい
にも、下げれば投機資金の借入が増えると
して利下げに踏み切れない異常事態にある。
最近、新たに問題視されているのが新卒者が
就活中に借入れた借金を返済できないために、
韓国信用情報院に信用留意者(旧信用不良者)と
して登録されるケースが増加していること。
24年7月末時点では、6万5887人に達している。
10人に9人は延滞金額が約100万円未満という。
貯蓄銀行などから、年10%台の金利で40~
50万円借金したのが始まりで、借換えを
重ねて遂には返済が行き詰まり、信用留意者と
なり、クレジットカードの発行も認められ
なくなったケースも。
満29歳以下の若者のうち59%が初めて借金を
したのは生活費のためだったという。
大きな原因となっているのが、大学を卒業
しても直ぐに就職先が見つからず、最近では
平均で就職できるまでに14ヶ月を要している。
新卒者は、ホワイトカラーとして財閥系や
公務員に就職先を求めて殺到する。
景気が悪化していることも要因の一つだが、
中小企業への就職やブルーカラー労働者には
なりたくないとの強い想いが影響している。
年功序列、終身雇用制が強い労働市場の
硬直化も大きな要因として指摘されている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?