こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

Moon, forever…

2005-09-22 23:37:56 | ひとり言
きょうは、Moonの命日。
Moonは表は茶色、裏は白のチャトラ(アメリカではオレンジキャットと言う)のオス猫。いや、カマ猫か…。実際、女性より男性の方が好きだったなぁ~。頭が良くて、優しくて、そしてハンサム。ただ、食意地だけははっていて、18パウンド(約9キロ)のおデブちゃんでした。ニューヨークに住んでいたときのルームメイトの猫で、ルームメイトが帰国してからしばらく、私と一緒に住んでいた。
めったに鳴かないけれど、私が落ち込んで考え事をしているとき、
「どうしたの?」
と言わんばかりに「ニャ」。と一声鳴く。それで我に返ったりしたっけ…。
帰国したルームメイトが、彼を日本に連れて帰るためにやってきた。飛行機に乗せる前に、彼女はMoonを病院へ連れて行き、飛行機に乗せても大丈夫か診断してもらった。ストリート・キャットだった彼の年齢は4才くらいか…と勝手に思いこんでいたけど、獣医さんの診断では8才で、結構、中年のオヤジだったのでびっくりした。それでも合格点をもらって日本に行くことが決まった。
ところが、それが彼の寿命を縮めてしまったのだ。
18パウンドの巨体では客席には入らない。荷物置き場に入れられて13時間。成田に着いたときは、身体が冷たくなって息絶え絶えだったと言う。友人は航空会社に文句を言いに行ったが、「今まで、うちではこんなことはありませんでした」と一蹴されたと言う。
その航空会社は最近、経営破綻した。

ペットロスが問題になっている昨今。「所詮、犬猫なんだからぁ~」なーんて思ってみたりはするものの…、この私こそ、ペットロスに苛まれている張本人…と言ってもおかしくないような…。実際、住宅事情でペットは飼えないけれど、あの時の悲しみをまた味わなければならないのか、と思うとペットと暮らすことに二の足を踏むのです。

話が変わって、
きょう、リアルタイムでジェットブルー機292便が無事着陸したのをTVで観た。祈る思いでその画面を見ていた。本当に感動した。パイロットさん、スゴイよ~!!