こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

雪室(ゆきむろ)

2005-09-05 15:55:13 | ひとり言
昨日、日帰りで新潟の魚沼(旧守門村)に行ってきた。天気予報では雨だったけど、なんとか降られずにすみました。100世帯が住む山間部で、静かなところでした。ススキが沢山生えていて、まさに秋の情緒たっぷり。けれど、ちょっと場所が変わると、な、なんと紫陽花が咲いていて、
「今の季節は?」
と、きつねにつままれたような…。

「雪室」と書かれた大きな倉庫のような建物発見!何だろう?と思っていたところ、区長さんにこの中を見せてもらうチャンスが出来た。言わずとしれず、ここは豪雪地帯。冬の雪を集めてこの倉庫に入れ、夏はお味噌や木炭(なぜか分からないけど)などを保管する、いわば巨大冷蔵庫。室内の温度は2℃。湿度も適度に保たれているので実にいい冷蔵庫とか。
中にある雪は、シャベルカーで集めたものなので、白くはなく、ついでに削り取られたアスファルトが混ぜられていて、見た人はがっかりすると言う。確かにばっちくて、ガッカリ…。下の方は白いんじゃないかと思って、足で雪を掘った私の努力も空しく…。
これを建てるのに、なんと一億円以上の国からの補助金が出るそうな…。
「皆さんも、1,500万で建てられますよ。あとは国が補助してくれますから…」と涼しい顔で言う区長さん。いくら、雪室が涼しい(いや、寒い)からといって…。
この春に雪で折れてしまった、つぼみの付いた山桜の枝も保存していた。それを2本いただく。うまく行くと、1週間後には花を咲かせると言う。あー!うまくいってくれぇ~!!

その後、堀之内地区へ。お祭りだったらしく、太鼓とダンスでお祭りに参加した若い人達のグループが打ち揚げをやっていて、私達に地元の日本酒と焼肉を大判振るまいしてくれた。太鼓とダンスも見せてもらった。

さて、忙しいスケジュールが終わり、後は東京へ帰るのみ。雨が降らなくてよかったねぇーなんて言っていたのも束の間。関越自動車道をあの長~い関越トンネルを抜ける前から前が見えなくなるぐらいの豪雨となり…。都内は渋滞。なんで、こんなとき工事やってんのかなぁ~。渋滞にはまってから2時間。なんとか脱出するも、終電に駆け込み、中には終電にも間に合わず…の人もいて、さんざんな終わりになりました。
しかし、中野区、杉並区の方は大変なことになっていたんですね。そりゃぁ、あの渋滞もうなずける。