引退発表から一夜明けた5日に米ハワイ入りした朝青龍は……近日中にも聴取の意向が伝わるとみられ、“休暇”を切り上げて再来日する必要が出てくる。長期間、聴取に応じる姿勢を見せなければ逮捕状が出る可能性もあり、13日の旧正月に合わせてのモンゴルへの帰国予定も変更を迫られそうだ。
■民主党の小沢幹事長は検察の事情聴取を「時間がない」と言って拒絶して囲碁を楽しんでいたと報道されましたが、朝青(暴)龍は何かを察知したかのようにゴルフ以外には用事の無さそうなハワイに向けて、これまた電撃的に出国というのも国民の心証を悪化させそうです。民主党は夏の参議院選挙に向けての皮算用に忙しいようですが、朝青(暴)龍の方は引退興行やら異種格闘技興行やら、年末までの長丁場を乗り切らねばなりません。民主党は検察の次の一手が気になるところで、朝青(暴)龍の方は「知人男性」の背後が洗い出されて在らぬ嫌疑まで掛けられそうな不安を抱えているかも知れませんぞ。とにかく、この「知人男性」は怪しい人物らしいですからなあ。
1月16日 未明に都内の飲食店で泥酔の上、騒動を起こしパトカー2
台が駆けつける騒ぎに。
同月22日 騒動が発覚し師匠の高砂親方が武蔵川理事長を訪れ謝罪。
同月25日 25回目の優勝を飾った千秋楽翌日、武蔵川理事長が高砂
親方と朝青龍を両国国技館に呼び出し厳重注意。同理事
長は横審の会合で「身内のマネジャーを酔っぱらって殴
った」と説明。
同月28日 暴行を受けたのが個人マネジャーではなく、知人男性で
麻布署に相談に訪れていたことが判明。理事会の吉野監
事が事実関係の説明と処分を検討する理事会開催を要求。
同月29日 横審の鶴田委員長が両国国技館に出向き武蔵川理事長と
会談。解雇処分を求める発言も。
同月31日 高砂一門の九重理事ら数人の親方が朝青龍に説明求める。
本人は「お互い酔っぱらっていて記憶がない。殴打して
いない」と言い訳。
2月1日 武蔵川理事長が調査委員会の設置を決定。
同月2日 調査委が個人マネジャーの一宮章広氏と運転手から事情
聞く。朝青龍の弁護士が麻布署に示談書を提出。
同月4日 理事会に呼ばれた朝青龍が事情説明も、解雇を迫られて
引退届を提出。横審は引退勧告。
同月5日 朝青龍が成田発の航空機で出発し、ハワイ入り。
2010年02月10日 スポーツニッポン
■初場所の期間中に横綱が事件を起こして、そのまま優勝してしまったのですから、何が何でも事件は隠されねばならなかったのでしょう。警察沙汰になってしまった以上は「何も無かった」では済まされない。政治家なら秘書、こういう場合はマネージャーが一身に泥を被って強引に幕引きになるはずでしたが……。でも、いつぞやの仮病帰国サッカー事件の大騒ぎが起った時にも、伝統的な「付け人」ではなくてマネージャーが付いているのは変だぞ!という話が出ていたはずですが、ダイチャン親方も相撲協会もそのまま黙認・追認していたようですなあ。
■元警視総監の吉野準監事がキーパーソンとなって事態が急展開していたのが気になります。相当に詳しい警察情報が届いていたと考えないと、31日の「殴打していない」という横綱発言を「ウソだと思う」と一蹴できるはずはないでしょう。1月28日の段階で吉野監事は「真相」をつかんでいたからこそ、翌29日に早々と「解雇」という話が飛び出して来たのではないでしょうかな?当時のマスコミ報道は不自然に驚いて見せているような印象がありましたなあ。
■民主党の小沢幹事長は検察の事情聴取を「時間がない」と言って拒絶して囲碁を楽しんでいたと報道されましたが、朝青(暴)龍は何かを察知したかのようにゴルフ以外には用事の無さそうなハワイに向けて、これまた電撃的に出国というのも国民の心証を悪化させそうです。民主党は夏の参議院選挙に向けての皮算用に忙しいようですが、朝青(暴)龍の方は引退興行やら異種格闘技興行やら、年末までの長丁場を乗り切らねばなりません。民主党は検察の次の一手が気になるところで、朝青(暴)龍の方は「知人男性」の背後が洗い出されて在らぬ嫌疑まで掛けられそうな不安を抱えているかも知れませんぞ。とにかく、この「知人男性」は怪しい人物らしいですからなあ。
1月16日 未明に都内の飲食店で泥酔の上、騒動を起こしパトカー2
台が駆けつける騒ぎに。
同月22日 騒動が発覚し師匠の高砂親方が武蔵川理事長を訪れ謝罪。
同月25日 25回目の優勝を飾った千秋楽翌日、武蔵川理事長が高砂
親方と朝青龍を両国国技館に呼び出し厳重注意。同理事
長は横審の会合で「身内のマネジャーを酔っぱらって殴
った」と説明。
同月28日 暴行を受けたのが個人マネジャーではなく、知人男性で
麻布署に相談に訪れていたことが判明。理事会の吉野監
事が事実関係の説明と処分を検討する理事会開催を要求。
同月29日 横審の鶴田委員長が両国国技館に出向き武蔵川理事長と
会談。解雇処分を求める発言も。
同月31日 高砂一門の九重理事ら数人の親方が朝青龍に説明求める。
本人は「お互い酔っぱらっていて記憶がない。殴打して
いない」と言い訳。
2月1日 武蔵川理事長が調査委員会の設置を決定。
同月2日 調査委が個人マネジャーの一宮章広氏と運転手から事情
聞く。朝青龍の弁護士が麻布署に示談書を提出。
同月4日 理事会に呼ばれた朝青龍が事情説明も、解雇を迫られて
引退届を提出。横審は引退勧告。
同月5日 朝青龍が成田発の航空機で出発し、ハワイ入り。
2010年02月10日 スポーツニッポン
■初場所の期間中に横綱が事件を起こして、そのまま優勝してしまったのですから、何が何でも事件は隠されねばならなかったのでしょう。警察沙汰になってしまった以上は「何も無かった」では済まされない。政治家なら秘書、こういう場合はマネージャーが一身に泥を被って強引に幕引きになるはずでしたが……。でも、いつぞやの仮病帰国サッカー事件の大騒ぎが起った時にも、伝統的な「付け人」ではなくてマネージャーが付いているのは変だぞ!という話が出ていたはずですが、ダイチャン親方も相撲協会もそのまま黙認・追認していたようですなあ。
■元警視総監の吉野準監事がキーパーソンとなって事態が急展開していたのが気になります。相当に詳しい警察情報が届いていたと考えないと、31日の「殴打していない」という横綱発言を「ウソだと思う」と一蹴できるはずはないでしょう。1月28日の段階で吉野監事は「真相」をつかんでいたからこそ、翌29日に早々と「解雇」という話が飛び出して来たのではないでしょうかな?当時のマスコミ報道は不自然に驚いて見せているような印象がありましたなあ。