【案外、乗車率が高めの人気路線?】
今回は、松山市駅から高知まで利用した「なんごくエクスプレス」という高速バスを紹介したい。
このバスは、JR四国バスが運行する便で、松山市と高知市を結んでいるものである。
(過去ログでも紹介したが、オレンジ色のこの1番停留場から乗車。そのバス停は、市駅出口の真ん前にある。)
当便は松山市駅から乗車したがこの時点での乗車率は40%ほどであり、コロナ禍における県境を超える高速バス移動においては、むしろ高利用率だったのではなかろうか。
それは、ひとえに料金設定と移動時間が理由にあるほか考えられないのだが。
ちなみに松山から高知までの公共交通移動に際しては、バスか鉄道になる(だろう)。
参考までに鉄路だと、松山から多度津まで戻って特急を乗り継いでも4時間では行かないし、移動費が9000円を超える。
ほかに最短ルートなりそうな予土線回りだと、7000円台になるものの移動時間は7時間弱となる。
その点、こちらのバスだと3時間程度で移動できるし、1500円という価格帯から乗車できる。
(最安値は1370円、定価は3700円だが、それでも充分安い!)
ゆえにここの区間は鉄路の出る幕がなさそう。
だからJRとしても高速バス(JR四国バス)を運営しているというところだろう。
(JR四国バスが運行するものを今回は利用。ちなみにほぼ同じ路線を他社2社がホエールエクスプレスとして運行している。だけど、その2社は共同運航しているが、JR四国バスとその2.社は共同運行してないので注意。乗りたい時間の便が、どちらなのかよく確認しておきたい。)
【使用バス】
いわゆるハイデッカー車。
4列ゆったりシート仕様で足元余裕あり。
(約180cmのオレでも膝が前席に干渉しないゆったりサイズのシート。隣に人がいないこともあったが、パーソナルスペースとしては快適だった。空港発着の高速リムジンバスもぜひそうして欲しいのだが、なかなかそうもいかないのも理解しているが出来たらそうしていただきたいのぉ。)
移動の時間が時間だけにトイレ、Wi-Fiは当然完備。
コンセントもしくはUSBがあるとのことだったが、自分が乗車したバスにはコンセントが完備されていた。
隣席との間に微妙なカーテンがあって、これはウザかった。
隣席に乗客がいないなら、カーテンを上げられるようにするなどした方が良さそう。
(これが隣席との間にぶら下がっているカーテン。隣席に人がいなかったら、ただの邪魔なもの。人がいないときはまくり上げられるとか外せるように応用があるとありがたいのだが。)
【でも納得がいかないことも】
しかし、これだけの時間の移動であることにも関わらずトイレ休憩が一切ないことはどうなんだろうか。
トイレは備え付けがあるから問題ないって判断なのかしら?
それはそれで違うような気がするけどなぁ。
ドライバーだって3時間をぶっ通しで運転するなんて、相当しんどいはずだよ?
ちなみに。
オレがドライバーだったら、絶対ヤダねwww
(これが松山市駅から四国の他県まで向かう高速バスの時刻表。高松行きは最も充実しているようだ。これは個人的にも要チェックだな。)
【参考:クソ客あり】
オレのすぐ後ろに座っていた小僧がメール着信音ピロピロなんかお構いなし、あげくゲームでもやっていると思うのだが、ノートPCのキータッチ音がパチパチ連打と賑やかだったのが残念だったな。
でも全体的な感じでは、乗客率のわりにほかに変な客もおらずドライバーさんも安全運転かつ時間厳守で全く問題なかったかな。
(過去ログでも登場の終点”はりまや橋BT”。かなり横長のBTかつ片面仕様なのは全国的にも珍しい気がする。)
【タイムテーブルなど】
(実際に自分が乗車した際に運行されたタイムテーブル。松山市から高知市まで3時間ほどで移動出来て、1500円くらいから利用できるなんて、最高の高速バスじゃないかと思う。旅行者のみならず出張者も勝手が良ければ、これ最高の移動手段だよ。)
(このバスの移動ルート。久万高原から仁淀川町のほうを抜けてくるのではなくて、四国中央市の川之江まで東へ進み、そこから一気に南下する。四国のくびれを通るルートになっている。どんなに遠回りでもあくまで高速道路を通ったほうが早いというわけ。JRだと徳島にある池田のほうを縫うように通ってくるから、これじゃあ勝負にもならないことがわかる。)
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