蕎麦蔵~結~ 市原SA(下り)フードコート
SAの近代化が進み、立ち食いソバの感覚やお値段で、フードコートで食せる蕎麦モノが一切食せなくなってしまって悲しい。
なぜ、別に安価なお店が用意できなかったか疑問が残るし、明らかにアウトレットモールを意識したSAの様相に残念でならない。
普通に天ぷらそばとか月見そばとか食べたくても食べられないって・・・レジャー寄りっていうのが切ないわ。
せいぜいワンコイン+アルファくらいの値段で食せなくては、SAに立ち寄る作業者やドライバーには大変厳しいのだが、これを排除されているようで、一抹の差別感を感じているのは俺だけだろうか。
さて、そんなわけで仕事中の昼食として立ち寄った、館山道下りの市原SAのフードコートは、そんな雰囲気だった。
しかもこのフードコート、食券売り場は違えど、すべて横並びの同じ店であるという落としどころ。
閑散時なら、どの店舗で買っても同じ担当者が対応し給仕する対応を拝むことができるww
まあ、それも当たり前で、今回リニューアルした市原SAだが、リニューアル前に引き続き、このフードコートは居酒屋でも有名な「庄や」グループが経営する。
さて脱線したが、ここで食した「あさりかき揚げ蕎麦(温)」の評価をしよう。
蕎麦は、ぐにゃっと柔らかい触感があったが、実は確かなコシがあるという不思議な感覚なもの。
そばつゆも風味はあるが、やや塩気が強く、後味として舌に残ったのはマイナスかな。
麺との相性は悪くないが、小麦粉の割合が多いのか蕎麦の風味に欠け、蕎麦自体の評価はやや低い。
しかし、こんなに量があると思っていなかった「かき揚げ」は、見ただけで胃もたれしそうだったが、案外そうでもなかったのはうれしかったな。
個人的に天ぷら自体が、最近敬遠気味だったので、なぜこれをオーダーしたのか今でも疑問なのだが、半ばやけくそで食べちゃったわけ。
そうしたら、閑散時だったのか、新鮮な油で揚げたようで、ほとんど胃もたれもしなかったし、肝心のアサリの触感も十分に残っていて、こちらは非常においしかった。
かき揚げの量はこの1/3でいいので、もう少しお値段を勉強してもらい、蕎麦自体のクオリティーを上げてもらったら優秀だと思うなぁ。
逆に、具材はもっと抑えてワンコイン仕様にしてもらうのもアリでしょ??
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