Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

テッド2 (R15+ VER.) レビュー

2015年09月19日 23時59分59秒 | Weblog

ted2 (R15+ VER.) レビュー

(残りの4/5ぐらいからネタバレあり。ちゃんと目印あり。)


【レビューの前に】


まず、この作品を観るにあたっては、必ずテッド1を見ておく必要があることを強く進言する。
なぜなら、登場人物同士の人間関係と親友二人の共通認識は、本作品においてほぼ引き継がれているからである。


従って、観ておかないといきなり出だしから置いていかれることになる。
特に、中盤以降は色々知らないと全く面白くもないコメディ映画になってしまうと言える。


また、前作でチェックしておくことは、二人の交わす独特のフレーズや嗜好を多少理解しておく必要がある。
もちろん、全部は無理かもしれないが、観ておかないと文化の違いに翻弄されたまま、本編が終わることにもなろう。


なお、今のうちに言っておくが、エンドロール後のサプライズはあるので早い退席は一考だ。
その後、サプライズのワンカット映像があって、吹き替え者の紹介となる。


ちなみに、このサプライズカットも、なぜこのワンカットなのかオレにはわからなかった。
だから、早く帰りたい人は退席してもいいと思う。


なぜならアメリカンジョークだったと言えるからだ。
日本人には、理解しがたい。


【レビュー】


どうでもいいことだが、前作同様、オレは吹き替え版で鑑賞した。
基本字幕しか見ないのだけど、今回も行きつけの映画館が、すでに吹き替えしかやっていなかったのが前作同様。


まあ、個人的に有吉氏の特徴ある声は嫌いじゃないし、オレの中でテッドの声という印象はすでに植え付けられているので良しとしよう。
今回だけ今回のストーリーは、予告編でも出ちゃっているが、テッドと奥さんとなった人との間に子供が欲しいというものがメイン。


しかし、予告編で途中のイベント情報が流れすぎてしまったせいもあって、場面場面の展開から、そのゴール前にその結果がわかってしまうことだ。
つまり、プロセスをしっかり見ずとも、各トラブル(各イベント)の結末が丸わかりなので、イマイチ笑えなかったし面白味も欠けた。


「どうせ、こうなるでしょ」
というのが終始バレバレだったのは、全体的な評価としても落とさざるを得ない。


あと、アメリカのドラッグやマリファナの文化が前作同様、
「当たり前に」披露されているので、色々戸惑うのはあしからず。


第三作目があるのかどうかわからないが、もしあったらお気軽な二時間映画の感覚で鑑賞したいと思う。
(本編は1時間55分の上映。前段のCMは15分ぐらい観させられる。)




【総論・ここから先は、ネタバレありのレビュー】


ストーリー上しかたないのだが、コメディというよりヒューマン作品にだいぶ寄ってしまったため、コメディ色は弱く人間臭い展開になったのは残念なこと。


最後の最後の演出がそれを物語っていると思う。あと、テッドが人間か人間でないかを法廷で争っていたはずのに、争う以前に前科や逮捕歴があるという設定とかが矛盾だらけ。


それがアメリカらしいというか知らないが、オレには違和感しか覚えなかった。養子縁組をしようとして、初めてこのことが明るみになるっていう流れがやっぱ強引すぎる。


コメディ映画だから、深く掘り下げずに「あっけらかん」と観るのがいいのでしょうな。


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