いよいよ卒論発表会がやってきました。今年は人数が多いので二日に分けて。今日は一日目、うちの研究室は2名が終了。あとは明日もう一人出番があります。今年のテーマは糖尿病、加齢、DHAと多岐にわたっています。明日もいい発表ができますように。
さて私は今年もずっと質問に立っていましたが、せっかく1年半かけて取り組む卒論、やっぱりもっと成果にこだわってほしいと思っています。「参加することに意義がある」じゃなくて、どうせならほんとに意味があることやってほしいんですね。各自、テーマはみな素晴らしいので、アプローチをもっともっと吟味してほしいと思います。仮説を立て、どのようにしたら検証できるのか、もっとじっくり考えてから走り始めてほしいです。
ところで、私が獣医学科の学生だった時は、4年+修士2年の6年制だったにもかかわらず卒論がなく、わたしは修論しか経験していません。でもその修論が、おそらく今の私の学生がやってる卒論にも劣る内容ではなかったかと思います。残念なことですが、あの頃わたしはまったくアカデミックなトレーニングを受けていませんでした。私の所属していた研究室ではゼミもなく、実験は先生ではなく先輩に教えてもらい、論文の読み方も全部先輩に教えてもらって修論を書きました。先輩も同級生もとびきりよくできる人たちばかりでしたから、私は何とか一応研究のいろはを覚えられましたが、今から思ってもあきれかえるほどなにも知りませんでした。
でも、わたしは恵まれていて、卒業後阪大やアメリカでトレーニングを受け、仕事の基盤が築かれました。それを学生たちにも還元しているわけです。だからきっと皆厳しくされてしんどいと思います。でも、必ず成果はついてきます。私はとことん考えて卒論に取り組んでいるからです。わたしは、うちの学生は学生時代の私より恵まれていると思います。
ところで私は明日朝3時半には起きなきゃなりません。5時には家を出るからです。
というわけで今日はもう寝ます!
(写真は、発表会場に向かう前の4年生。3人とも、今、最高の仕上がりです。)
さて私は今年もずっと質問に立っていましたが、せっかく1年半かけて取り組む卒論、やっぱりもっと成果にこだわってほしいと思っています。「参加することに意義がある」じゃなくて、どうせならほんとに意味があることやってほしいんですね。各自、テーマはみな素晴らしいので、アプローチをもっともっと吟味してほしいと思います。仮説を立て、どのようにしたら検証できるのか、もっとじっくり考えてから走り始めてほしいです。
ところで、私が獣医学科の学生だった時は、4年+修士2年の6年制だったにもかかわらず卒論がなく、わたしは修論しか経験していません。でもその修論が、おそらく今の私の学生がやってる卒論にも劣る内容ではなかったかと思います。残念なことですが、あの頃わたしはまったくアカデミックなトレーニングを受けていませんでした。私の所属していた研究室ではゼミもなく、実験は先生ではなく先輩に教えてもらい、論文の読み方も全部先輩に教えてもらって修論を書きました。先輩も同級生もとびきりよくできる人たちばかりでしたから、私は何とか一応研究のいろはを覚えられましたが、今から思ってもあきれかえるほどなにも知りませんでした。
でも、わたしは恵まれていて、卒業後阪大やアメリカでトレーニングを受け、仕事の基盤が築かれました。それを学生たちにも還元しているわけです。だからきっと皆厳しくされてしんどいと思います。でも、必ず成果はついてきます。私はとことん考えて卒論に取り組んでいるからです。わたしは、うちの学生は学生時代の私より恵まれていると思います。
ところで私は明日朝3時半には起きなきゃなりません。5時には家を出るからです。
というわけで今日はもう寝ます!
(写真は、発表会場に向かう前の4年生。3人とも、今、最高の仕上がりです。)