日本で飢餓が出てくる?  食の問題を考える時

2023年01月24日 | 日々のこと

午後、北の浅間山あたりから、雪雲が下ってきました。その雪雲がたちまち南の空の片隅を残して広がりました。

そして雪がパラパラ。

ここ3日程、天気予報で言っていたとおり。

午前9時から12時まで、JAの女性総代研修会が開催され出席。

年1回で私は昨年に続いて2回目。

でも引っかかるのね、この女性って言うのが。

世の中、男女共同参画を謳っているわね。

総代は一応立候補して選挙というのが正式なんだろうけど、それは建前で、現実は地区割り、当然農家だけだけど、まあー、周囲はみんな農家。

今回は女性を出してということで私。

今日の研修で「女性の運営参画の数値目標及び現状」を見させてもらったわ。

女性の正組合員・総代・理事の目標値が全国はそれぞれ30%以上・15%以上・15%以上。

21年の達成率が22.9%・10.2%・9.3%。

長野県の達成率は22.1%・16.0%・14.4%です。

正組合員は大変だけど、総代や理事なら達成するつもりなら簡単でしょう。

地域でほっぺた回しで出てくるだけだもの。

できるけどやらないということに、問題が隠れているのね。

今、農家といえども、それだけで食べていける農家はごくわずか。

ほぼ女性はお勤めしているわね。

JAのことなんて、普段頭の隅をかすりもしない物。

だから簡単に増やせないのが現実なんだろうね。

どうでもいいのが数を締めるようになれば、農業一筋の人たちに申し訳ないもの。

でもー、兼業農家の男性だって大なり小なり同じでは。

ではなぜ、女性総代だけ別に研修会するのか。

これが問題なのね。

女性の数だけ増やしても、やることは1人前扱いしていないということなのだもの。

 

研修内容みても、う~ん、言葉はわかるけど本質ついているのかな。

優しく噛み砕いてくれているみたいだけどな。

農林水産省の監督指針が反映されているのか、お役所言葉だよね、まるで「異次元の○○」のように(笑)

 

それでも地元のJAの説明は本当によく理解できたわ。

昨年、肥料や飼料が輸入できなくなり、我が国の農業が危機に立たされたと思うの。

一般の人にその危機感はなかっただろうけど。

窒素・リン・カリの3大肥料。リンは中国から94%輸入していたのが止まり、結局モロッコから輸入するようになったのだとか。

簡単ではなかったはず。

これからは化学肥料を2割減らす。

当JAは、堆肥をペレット化にして対処する方向で進んでいるよう。

38%の自給率だって、砂上だよね。

日本で餓死が出る・・・・・・これからはあり得るかも。

コロナ、円安、ウクライナ、温暖化等により、世界が一変してサブライチェーンが寸断され、世界のグロバリーゼーションが終焉。

みんなで食の問題を真剣に考える時かもしれない。

JAの全国大会で10年後の目指す姿を発表しているけれど、10年後って・・・・・・現在農業している人たち引退しているわ。

結局農業法人頼みだろうな。

それも労働者は外国人だのみで。でもこれからの日本に外国人は来てくれるだろうか。

研修の話を聞きながら、考え込んでしまった私。

お読みいただきありがとうございました。

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