捨て猫騒動

連休中お客様との打合せで出社しましたら、会社の構内に猫がいました。子猫ではないけど、可愛い盛りがちょうど過ぎた頃の大きさでしょうか。

　どちら様の飼い猫らしく、お客様のお子様たちとじゃれています。
尻尾をつかまれても、抱きかかえられてもおとなしくしています。

　ご近所の猫位に簡単に考えていたのですが、帰宅する車の中ではたと気がつきました。連休で遠出したついでに、飼い猫を捨てていったのだと。

　おとなしかったのはお腹が空いていたからか、と考えたら可哀想で胸が詰まりました。

　なんと残酷なことをするのでしょう。

　生き物だけは飼わないと決めています。心を鬼にして猫がどこかへ行ってくれるのを願ったのでした。

　休み明け猫はいませんでした。本当にやれやれと思ったのでした。

　でも１日置いたらまた構内にいました。出勤してきたら事務所の前にいます。みゆきさんは足元に擦り寄ってきたのを避けたら、蹴ったみたいになっちゃってと、朝から戸惑いが続きます。

　自分は飽食なのにと思うと・・・・辛いのです。

　猫アレルギーがあったり、家族に猫嫌いがいたりと、飼えると言う人はいません。

　みんな内心会社で飼うしかないのではと思い始めています。

　そしてようやく社長の「キャッツフードを買って来い」のゴーサインが出たのでした。

　ペットは最後まで責任を持って欲しいものです。
小さな命があまりにも哀れなのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅　中島木材の家

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