「自然なる手入れ」のすすめ ・・・・受け売り版

2007年10月20日 | 日々のこと
南木 佳士さんは作家であるが、佐久総合病院のお医者さんである。「阿弥陀堂だより」で゛著書が映画化もされたからご存知の方も多いだろう。

 先生のご子息と息子がクラスメートだったこともあり親しみを持つてその作品を読ませていただいている。

 この頃信濃毎日新聞のくらし欄に「生きのびるからだ」「浅間山麓だより」としてエッセーを毎週書いておられる。

 彼の作品は、ご自身の病気について書かれたものが多いので、まったく患者さんみたいなお医者さんである。
 今年の人間ドックの担当になるかなーと楽しみにしていたら外れた。まーいいか、なんとなく恥ずかしいものね。もっともこちらが一方的に存じ上げているだけだけど。

 そのエッセーの中に「歯磨きと肺炎」があった。歯と歯茎の間には細菌が繁殖しやすい。ここが汚いままだと、眠っている間に口の中の唾液などに混じって細菌が気管に流れ込む。ものを飲み込む時気管に蓋をする機能は年と共に衰えるから、高齢者ほど口内の細菌が気管に入りやすくなり、それが肺炎をおこす。

 ならば、歯と歯茎の間を丁寧にみがいて口内を清潔に保っておけば、肺炎はけっこう予防ができる。自然なる体の手入れなのだそうだ。
 外来で高齢者に正しい歯磨きの仕方を伝えるようになったら、明らかに肺炎になる人が減ったとのこと。

 この前段は正しい歯磨きの仕方を50歳過ぎて、歯磨きのケースの裏を読んで知った驚きから始まっている。
それは「歯と歯茎の間に45度にブラシをあて、細かく丁寧に磨く」ことなのだそうだ。
 
 日本の医療費のために実践しょうではないか。
                             美恵子
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