餃子から見た自給率40%の現実

2008年02月02日 | 日々のこと
冷凍食品なんか使っていないから、縁がないと思っていたのに、いまや半端でなく使われていてびっくり。外食産業からコンビニのお弁当もでしょう。
考えてみれば、自給率がカロリーベースで40%を切るという現実をみれば納得すべきことなんですね。

 一番ショツクだったのは「学校給食」に使われていたこと。これにはおもわず「本当なの」だ。今の給食費がいくらか正確には知らないが、決して高くはないことは事実だ。少ない予算の中でとなれば当然使うことになろう。
 それが嫌ならお弁当持参させるしかない。しかし今三度カップメンですます小学生も存在する位、子供たちを取り巻く食生活そのものが問題にされている。

 飽食の時代といわれて久しいが、その質やバランスはあやしいものだ。朝夕の食事がおぼつかなければ、せめて給食はバランスのとれた物をと、今はそこまでもが求められている時代であるらしい。

 母子家庭の話はよくでるが、父子家庭は別の意味で大変らしい。食事・洗濯という基本的な生活すら維持できない場合があるようだ。父子家庭というのはまた援助の手が入りにくいのだという。

 餃子の話は、国中に日本人の食生活の実態を本当に知らしめしてくれたと思う。
今まで自覚していたかいないかは別にしてだ。自国では作らなくても、私たちは飢えることのない現実。世界中には飢えている人がいっぱいいるのにだ。
自給率がないということの実態はこれなのだと。

 今、自分の手で作ったものが食べられるということは、幸せなことなんだと思える。これからの農業は変わっていくのかもしれない。
                           依田 美恵子

 
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