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ご褒美の旅富山  高志の国文学館 柏原兵三没後50年記念企画展

2022年10月01日 | 

先日来いいお天気です。みんなで大物の洗濯をするスケジュールの打合せをしました。

富山の街歩きしていると、しばしば金木犀のいい香りに、立ち止まって香りの元をたどります。

夫が「我が家の金木犀の木があそこまで大きくなるのに何年かかかるかなあー」と微妙な発言。

だって我が家のは1mちょっとですもの。

う~ん、と私。

では帰宅したらとてもいい香りを放っていました。

山椒は小粒でもピリリと辛いの通りでした。

 

午後出かけたのは「高志の国文学館」です。


前夜ホテルのエレベーター脇でパンフレットを見つけました。

文学館開館10周年記念企画展て「柏原兵三展」をやっているのを知ったのです。

この方知らない方夛と思います。

芥川賞作家ですが、今年没後50年ですから。

さすがの私も読んだ記憶はありません。

けどあるんです、接点が。

昭和44年年、記憶違いだったら45年。

大学に彼が講演の見えたのです。

大きな階段教室に集まった聴衆はわずか。校内放送で盛んに聴衆を集めるよ呼びかける放送がされていました。

この人数では恥ずかしいと思ったのが記憶に残っていますが、残念ながら彼の話は全然記憶に残っていません。ちょっと太目に見えたお姿は今思い出されます。

昨日日記帳をさがせば何かでてくるかなと思いました。

その柏原氏が昭和47年に急逝なされました。

だから印象に残っているのです。

今回富山で没後50年の記念企画展が開催されるのを見て心がひどく動かされたのです。

行ってよかったです、本当に。

ちょうど、北日本放送が収録にきていました。

その収録風景を横目見ながら、学芸員さんの説明もしっかり聞きました。

入り口の方に展示された年表をじっくり見ました。

亡くなる前の昭和43年から47年までの間に発表された作品の数は膨大な物です。

脂が載っていた時期ということなのでしょうが、ご無理していたのかもしれません。

彼の作品20の頃の私では読めなかったけれど、今なら読めると思いました。

手にとってどうぞと並べられている書架から取り出してしてみれば、字が細かい。

ギリギリセーフかな。

売店に初版本が何冊か並んでいました、その価格は定価の3倍くらいでしょうか。

もう絶版になっているそうです。

 

いつか時間がたっぷりある日になったら読書三昧の日々を夢みていましたが、

現実を見ました。

細かい字もそうですが、本が手に入らないということ。

図書館で探すことにして、厚いプログラムは買ってきました。

今回この企画展のためにの出品目録が作られていました。

ほぼ100%網羅されているだろうと思われる貴重なむ資料でした。

あらためて彼のご冥福を祈りました。

高志の国文学館はすごいところです。もう目いっぱい楽しませてもらいました。

私だけなら1日中籠りたい位のところでした。

えー、けっこう長く滞在させてくれた夫に感謝です。

お読みいただきありがとうございました。

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コメント (6)
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