負のスパイラル

2020年02月20日 | 日々のこと

いよいよ新型コロナウィルスの影響が建築界にもでてきました。

メーカーの代理店から送られてくる部品・機器類の遅延の案内。

一部では受注中止の物も。

いかに中国が世界の工場になっているのか。

車の部品だけではなかった。

中国も韓国も政治的にはいまいちなのだけど、経済はもうお互いに外せないのね。

どうなるのかしら。

ダイヤモンドプリンセスの中で培養しているのではないか、と案じていたけれど、本当にそんなレベルになってしまいましたね。

違うツアーに行っていた友人は無事下船して帰宅できました。

別の友人はクルーズをキャンセルしました。

あちこちで、そんなのまで中止するの、というレベルのものまで取りやめになってきています。

致死率はたいしたことが無いし、若い人は軽く済むとうように安心感のコメントが流され始めました。

肺炎よりも経済の方がより重症化しそうですね。

将棋倒しのようです。

学生時代の経済学の授業で頭に残っていることが二つあります。

その一つが「不買運動をしてはならない」と。あの頃主婦連の「おしゃもじ」運動があったのでした。

不買運動をしていくと、最終的にはあなたの家庭の収入が減ってしまう。まさにその論理の逆バージョンだけど、結果は同じです。

負のスパイラル・・・悪循環が始まろうとしているのですね・・・・いや始まっています。

 

中国からの野菜も来ないからと。

私たちがスーパーで買っているのは国産が多いような気がするけれど、外食産業や中食産業向けなのかもしれない。

そんな言葉を聞いて、在庫が切れた玉ねぎ10キロを連れ帰りました。

これがないと1日たりとも献立が立てられないから。

思いましたね・・・・どんなにお金がある我が国だって、売ってくれる国があるから、食糧難にならないけれど、何がリスクになるか分からない。

自国民の食糧自給率だけは上げていく政策は必要だよね。

我が国の農業の現状・・・・自家菜園レベルだって、実際はもう風前の灯になりつつあるような気がする。

農業で食べられないから・・・・・昔は仕事に付きながら片手間農業ができたけど、そんな仕事場は外国にいってしまったからね。

若い人たちは都会にでてしまったのね・・・・一極集中っていうヤツなのね。

退職してもほとんど帰らないから・・・・介護保険の普及もあるけれどね。

退職したら、田舎に帰って親と田畑の面倒をと、2000年頃の私は強く言っていたような気がする。

私たちの年代・・・やっぱり帰ってきている人多くないわね。

今回の騒動でいろんなことが見えてきますね。

ちょっぴり不安だけど週末からお江戸に出かけます。

1億人以上いるんだもの、確率からしてないよね、なんて強気になってね(笑)

依田 美恵子  

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