【コスモスが揺れてる、コスモスが歌ってる。↑はyuumin様提供。】
私が歌を好きになり、自らも歌を作るようになったのは、
小学校高学年の時、テレビで「安達明さん」の歌声に
出会ったからである。
彼に関する記事は、私のブログでも3記事掲載している。
↓ ↓ ↓
「私が歌を好きになった理由。」
「歌を好きになった理由、其の弐。」
「昭和少年ぶし。」
青春歌謡のブームが去ると彼の歌声もテレビから消え、
彼も引退し、その後の活動は誰も知らない処となった。
その彼の歌が、30年後、復刻盤としてCD化され
それを手に入れて聴いた彼の歌声は、
日本で一番「清らか」な歌声の持ち主であると
その時、私は確信したのだ。
最近、急に私の記事「私が歌を好きになった理由」に
アクセスが多くなった。その要因は、安達明さんが
今年、5月に亡くなったことによるものだと分かった。
彼の訃報は、テレビでも新聞でも報道されていない。
デビューのきっかけは、ある月刊誌に掲載されていた
「潮風を待つ少女」のヒロインの名前が安達明。
そして、この歌をレコード化するのに、彼がオーディションを
受けて合格。「潮風を待つ少女」でデビュー。
「女学生」のヒットでアイドルとなったのが
芸名・安達明。彼である。映画の主役も何本か務めた。
華々しい芸能界にあって、ベールに隠された部分が
多かったのも、また彼の特徴であった。
訃報の出所が正確かどうかが分からないので
記事にしなかったが、「女学生」の歌詞が刻まれた
彼の墓標の写真をネット上で、見たことによって
彼が63歳にして逝去されたことは現実となった。
勿論、彼はこんな日が来ることを知る由もなく
10代で「さよならは美しく」と言う名曲を歌っている。
今も普通のおじさん、おばさんの中にもファンは
たくさんいて、彼の訃報を知って、悲しみが深まると
多くのブログで、呟いているのである。
しかし、この歌は、「今を生きている私たちに、今を
精一杯生きようよ!。と、エールを送っている歌として
捉えることもできる。」と私は、思うのである。
作詞をされた方、作曲をされた方、そして歌い手も
もう全員亡くなってしまったが、この歌は今を生きて
いるものへの時代を越えた、メッセージだと思うのである。
彼への鎮魂と私たちの明日への希望を祈って
「さよならは美しく」をお送りします。
下↓をクリックして聴いてください。
安達明さん~さよならは美しく~
【泣いたらダメだよね。思い出の花がしぼんでしまうからネ!。】