masaring

自己チューの進行形日記でshow。

人間万事塞翁が馬。

2011年09月14日 | masaringの内緒話

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【吾亦紅。「我もこうありたい」と儚い思いをこめて名づけられた?】
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中国の故事!!。国境の近くにあった塞(とりで)の近くに
住んでいた翁は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。
その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、
ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。

一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情する
ほどだったが、
翁は「これがきっかけで何かいいことが
起こるかも知れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。
すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を
連れ帰ってきたのだ。
しかも、その白馬も負けず劣らずの
優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことか
と、
囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが
起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。

それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、
片足を挫いてしまった。
周りはまた同じように慰めの言葉を
掛けたが、翁はまた同様に
「いいことの前兆かも
知れない」と告げる。それからしばらくして、隣国との戦争が
勃発した。
若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した。
しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。
そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に
末永く幸せに暮らしたという 、、、。

このことから、人間、良いこともあれば、悪いこともあると、
いうたとえとなり、
だから、あまり不幸にくよくよするな、とか
幸せに浮かれるなという教訓として、生かされる言葉になり、
「人間万事塞翁が馬」などと使われようになった。
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私、ここ最近、仕事面で、隣席(私の最も不得意とする分野)
仕事を押し付けられ窮地に立たされていた。し・か・し、、、。
本日の終業間際。予期せぬ仕事上の吉報が届いた。
で・も、、、。この故事を何度となく経験している私、、、。
諺、「勝って兜の緒を締めよ」。こんな時こそ気を引き締めて、
謙虚に物事をするべきだ。
と改めて、思った次第である。

コメント (6)
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