【吾亦紅。「我もこうありたい」と儚い思いをこめて名づけられた?】
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中国の故事!!。国境の近くにあった塞(とりで)の近くに
住んでいた翁は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。
その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、
ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。
一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情する
ほどだったが、翁は「これがきっかけで何かいいことが
起こるかも知れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。
すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を
連れ帰ってきたのだ。しかも、その白馬も負けず劣らずの
優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと、
囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが
起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。
それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、
片足を挫いてしまった。周りはまた同じように慰めの言葉を
掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かも
知れない」と告げる。それからしばらくして、隣国との戦争が
勃発した。若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した。
しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。
そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に
末永く幸せに暮らしたという 、、、。
このことから、人間、良いこともあれば、悪いこともあると、
いうたとえとなり、だから、あまり不幸にくよくよするな、とか
幸せに浮かれるなという教訓として、生かされる言葉になり、
「人間万事塞翁が馬」などと使われようになった。
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私、ここ最近、仕事面で、隣席(私の最も不得意とする分野)の
仕事を押し付けられ窮地に立たされていた。し・か・し、、、。
本日の終業間際。予期せぬ仕事上の吉報が届いた。
で・も、、、。この故事を何度となく経験している私、、、。
諺、「勝って兜の緒を締めよ」。こんな時こそ気を引き締めて、
謙虚に物事をするべきだ。と改めて、思った次第である。