malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

堂島ロール

2010-06-10 20:52:58 | グルメ
モンシュシュの堂島ロールの事は10日ほど前のブログにも書いた。

その時は、プリンセスというロールケーキにイチゴが入っているもののことを書いた。



またその堂島ロールを買ってきてくれた。



今度はプレーンなロールケーキと「ピエール」と言うシュークリームだ。



何故か、三個入りなのだ・・・

甘味好きなアタシ達は二個買いはしない、三個なのだ、、が、、、

最近、内臓脂肪が心配で二個買いに戻していた矢先に、また三個買いになってしまった。

このシュークリーム、持ってみるとズシリ・・・と重い。。。

念のため量ってみた。134,137,154gだった。

最近体重に比例して甘味を食べる事に割りと徹しているPが154gをアタシにくれた。



やはりカスタードが美味い。

甘すぎず、飽きが来ず、品がいい。。。

皮も旨い。

3個を1個半づつ、惜しみながら完食した。



えっ、最初の箱の中には何が入っていたのかって・・・?

そりゃあアータ・・・これっすよ。。。



本命、堂島ロールのロールケーキ。。。

もう、旨いとか不味いとか、書きません。。。

とにかく一度、、食べてくだされ。。。。。

GREEN ZONE

2010-06-10 00:36:33 | 日々のこと
以前このブログにマット デイモンのジェイソン ボーンのことを書いた。

アメリカの情報機関でマシーン化されていた人間が、あるきっかけで人間性を取り戻すのだが、

記憶が戻らない。その自分探しの旅の中で、存在を知られたくない組織から抹殺されるべく狙われるのだが、

訓練された彼には太刀打ちできない。

この映画のスピード感とアクションは、色んな映画を見た中でも出色の出来だった。

このジェイソン ボーンシリーズは3作まで作ったのだが、今回のGreen Zoneはその完結編だと言う・・・



しかし、このコピーはどうやら日本の配給会社が作ったガセのような気がする。



同じ監督のポール グリーングラスと同じ俳優が組んでいるのでヒットした作品にちなんでコピーを

作ったように思える。

テーマは、イラク進攻は正しい選択であったのか・・・?と言う問題提起になっている。



マット扮するアメリカ陸軍上級准尉ロイ ミラーが作戦本部の指示する大量破壊兵器があるであろう拠点を、

再三に亘って攻撃するのだが大量破壊兵器は見つからない。

疑問に思う彼が事の真相に近づくにつれ、妨害工作が行なわれ、情報源とされるイラク側が、

アメリカ側に指示された偽装暗殺人に殺されてゆく。

やがて、その手は彼にも及んできて・・・・

なんて感じで映画は進んでゆく。



ジェイソンボーンと決定的に違うのは、このロイミラーはスーパーマンではないって事だ。

仲間と喧嘩しても負けてしまう、ジェイソンボーンは絶対負けなかった。

ただ映画の進行のリズム、テンポが実にいい。

映画を見終わったPが戦う気満々だったことからも、それは分る。

裏銀座縦走(三俣蓮華岳~双六小屋)

2010-06-08 19:37:25 | 縦走
快晴の朝、三俣山荘のテン場でのんびりしていると7時過ぎた頃、早々と同行者が現れた。



なんでも4時半ごろ出てきたらしい。

8時頃だろう何てタカをくくっていた私達は、とりあえず先行して貰い、慌てて準備して追いかけることにした。

今日は双六小屋まで、工程にも天候にも同行者にも余裕があるので、のんびり行動する。



三俣蓮華岳の登りに掛かると三俣山荘と鷲羽岳が良く見えた。

ところどころに小さな雪渓が残っていた。



やがて分かれる槍をバックに記念撮影。



なだらかな稜線歩きはさながらハイキングそのものだ。

三俣蓮華から双六へは行かず巻き道を歩く。

お花畑とはいかないが、結構花も咲いていた。





鷲羽からの稜線がきれいだ。

このコースは3日間のうちで一番楽だったが、双六を踏んでいないのでそう感じるのだろう。

双六小屋に近づくと穂高側は雲に覆われていた。

晴れていれば、眼前に見えてくるはずなのだが残念だ。



先行していた私達は昼前には双六小屋に着いてしまった。

予想よりも早く20分ほど遅れて同行者も到着。同行者は双六小屋で泊まって明日、新穂高に下りる。

とりあえずサポート隊はお役ご免となったので、相談してこのまま下山する事にした。



記念写真を撮って出発。

ここからの登り返しはきつかった・・・気の緩みかな。。。



この夏、水流突破が出来ず敗退した双六谷の源頭部が見えた。

また来るから・・・必ず、、、


歩き易い下山路をピョンピョンと下ってゆくと



鏡平山荘に着いた。

まるで山麓のコテージだ。

血塘の中に浮かぶように建っている。

テラスで休憩して、しばらく行くと今日この山荘に泊まる予定の知人と出会った。

立ち話をして、一気に下りた。5時に新穂高温泉に着いて今回の縦走は終了。

新穂高温泉から平湯バスターミナルまで行き、穂高倶楽部という日帰り温泉に入った。

素晴らしい設備で朝までいる事ができる。料金は1350円くらいだった。

裏銀座縦走(烏帽子岳~三俣蓮華岳)

2010-06-07 21:00:19 | 縦走
今日はこの縦走の最大の山場となる。

朝、調子が悪ければブナ立尾根をそのまま下山。

行ける様なら野口五郎まで行き、その段階で竹村新道を下山。但し、この下山路はかなりの長丁場になる。

これを逃がすと、新穂高まで行くしかない。

前日、同行者は烏帽子小屋泊だったので、朝様子を伺うと問題ないとのこと。

そういえば昨日、喜々として烏帽子岩に登っていたっけ・・・大丈夫だよね、まったく。。。




烏帽子岳に別れを告げて出発。



左には餓鬼岳から続く燕、大天井、常念の表銀座が連なる。



その手前に北鎌尾根から続く槍が見える。



表銀座の稜線の向こうに甲斐駒の特徴的な姿が見えた。

この甲斐駒と広河原を挟んだ仙丈や北岳は、その特徴的な形を北アや中アからはっきりと見ることが出来る。



三ツ岳辺りまで来ると、



槍ヶ岳とその北隣の硫黄尾根の赤岳や硫黄岳が良く見えてくる。



振り返ると、烏帽子からの稜線がキレイだ。



野口五郎の手前に小屋が見えてきた。

野口五郎から真砂に掛けては、この縦走路の名うての強風地帯だ。

穏やかな日でも、この一体はかなりの風が吹く。悪天の時は、恐らく歩けないだろう。



槍が益々近くなる。赤岳硫黄岳の噴火痕が生々しい。

涸沢から眺める槍とは、その表情で二倍も三倍もの厳しさを感じさせる。



東沢乗越からは鷲羽岳がよく見える。

水晶小屋と赤岳の荒々しい噴火痕、これからあそこまで登りだ。



ここで東沢谷から上がってきた若者と出会った。聞けば、上の廊下の出合辺りから詰めてきたらしい。

この乗越から沢を下降して黒部川の出合まで行って戻ってきたらしい。行きたくなった。



歩いてきた稜線の北側斜面が良く見える。見る方向で山の形はいつも違う。だから飽きないんだろうな・・。

同行者は疲れたので水晶小屋に泊まることになった。

我々は予定通り三俣山荘のテン場まで行く、って言うか、行かないと寝る場所が無い。



槍に手が届くようだ。



この場所からは富士山も見えた。



水晶小屋からワリモ乗越、岩苔乗越を通って鷲羽岳は巻いた。



巻き道で振り返ると、ワリモ岳の上にまるで絵に描いたような雲が浮かんでいた。



このまま進んでいけば、やがて西鎌尾根を通って槍に着く。

ピークを踏むのも楽しいが、刻々と景色を変えてゆく縦走は捨てがたい。




やがて鷲羽乗越を湯俣川源流の弥助沢と思われる沢を下って三俣山荘のテン場に向かった。源流部には、未だ雪が残っていた。

この湯俣川はやがて高瀬川となり、二つのダム湖を通って大町に至る。

今日の工程には水場がなかったので、この三俣山荘と山荘に至る沢沿いで溢れるような水に出会ったときは、

思わず歓声を上げてしまった。。。



裏銀座縦走(烏帽子岳)

2010-06-06 23:10:09 | 縦走
去年の夏、同好会の長老から声掛けがあった。

一度もお会いした事は無いのだが、79歳の方が野口五郎岳に行きたいと言う。そのサポートに

入ってくれないか、という話だった。

聞けばこの方、野口五郎岳のみ行ってなくて心残りなんだそうだ。

それならばと、行くことにした。

大町で前泊して、翌朝七倉ダムまでタクシーで入った。

ここで、ここから先専用のタクシーに乗って高瀬ダムの堰堤の上まで行った。

ここからは歩いていく事になる。



不動沢の吊橋を渡り、



ダム湖を左に見ながら歩いてゆくと登山道に取り付く。ブナ立尾根だ。

かなりの急登ではあるが30分に一回の休憩が功を奏して順調に進む。



途中の尾根からは、左の船窪岳と右の七倉岳に挟まれた船窪乗越が見える。

稜線を眺めながら高度を上げてゆく。



やがて烏帽子小屋に到着。早速テン場を確保する。



こじんまりしたテン場なのだが、子砂利が敷き詰められてあってきれいに手入れがなされていた。

設営し、荷物をデポして烏帽子岳に向かう。



山はいつもそうだが、近そうで遠い。

そして、ピークと思った先に本当のピークがある。

ここも小屋から見えたのは前烏帽子岳だ。



前烏帽子岳を回りこんだ先に烏帽子岳があった。

烏帽子岳の先には



南沢岳と不動岳が見える。



そして後ろには、餓鬼岳から東沢岳、燕岳に掛けての稜線が見える。



明日向かう野口五郎岳への稜線には三ツ岳が見えている。

そして、烏帽子岳の向こうには立山が・・・



そして立山の右肩には剱岳が見えていた。





今回の縦走は、途中でどうなるかは相手次第でもあったので、初日にコレだけの山が見えたことは本当に嬉しかった。

蝶ヶ岳

2010-06-04 18:13:41 | 雪山
蝶ヶ岳といえば、2009年の正月山行でも行った。


北アにはここ3年連続で正月に入っているが、ピークを踏めたのは2009年の蝶ヶ岳だけだった。


この時は30日の夜、沢渡まで入って駐車場で仮眠、31日にタクシーで釜トンネルまで行き、

そこから歩いて入った。

釜トンネルを抜けるとすぐ左に大正池が見え始める。

歩き易い車道をバスターミナルまで凡そ1時間半ほどで着く。一本休憩を入れて次の明神までやはり1時間ほど。



明神から徳沢、そして横尾とつないで凡そ6時間の工程だ。



そして、この日は横尾山荘で泊。先客が4~5Pいたが、この日で引き上げるPもあって

山荘内でテントを張るスペースが確保できた。



徳沢から先は道が雪で覆われて鮮明ではなくなるので、梓川の河原を歩く。



この時期なので上空は風が吹いている。稜線には雲が掛かっているが、天気は期待できそうだ。





年忘れの宴会をやって、良く元日の朝、蝶槍に向かった。



朝のうちは雲も多く、駄目かなあ・・・と思いながらの歩行だったが、稜線手前で太陽が出た。



だが、上空は風が強く、めまぐるしく雲が動く。



蝶ヶ岳は良く見えたが、常念は一瞬だけ顔を出し、すぐ見えなくなってしまった。



それでもこちら側は未だ良いほうで、槍、穂高は全く見えない。



横尾谷や上高地と言う梓川が作った谷を挟んで、こんなに違う事に驚いた。

あまりの強風に長居は無用と15分ほどで蝶に別れを告げた。



樹林帯に入ると一転して無風となり、下山路では樹林間を狙って尻セードで下った。


3年前の夏・・・(上高地)

2010-06-03 18:30:16 | 縦走
明けて5日目の朝を迎えた我々は、風呂にも入ってサッパリして上高地に向かった。



過ぎてきた横尾の方を振り返りながら、真夏の陽光に照らされる梓川を右に見て左岸を下る。



今日もまた、素晴らしい天気に恵まれた。



明神岳を真正面に見ながら明神橋を右岸に渡った。

左岸に比べて人も少ない。

山から流れ込む支流も素晴らしくきれいだ。




と、猿がいた。

最初は珍しいと思って遠目からシャッターを切っていたのだが、歩いてゆくと珍しいどころか、

我が物顔で道を占領していた。



小猿はおっかけっこをしたり、木を揺すって遊んだり・・・やる事は人間の子供と変わらない。



一方の親ザルは、道路の真上の木の上で毛づくろい。。。

下を歩いて、ピーでも掛けられたら大変と、小走りに抜けた。




明神辺りから人は増えていたのだが、河童橋に近づくにつれて、その数の多さに驚いた。

特に山仙人のアタシの眼には、真夏の若い女性が多いこの地域では眼のやり場に困った。

折角人里に下りてきたので、ソフトクリームと行動食ではないランチを食べて大正池に向かった。



岳沢のカールがきれいに見えた。





山にいると水は貴重品だ。

水をガブガブ飲みたくなったり、暑いと浴びたくなったりする。

そんな水が、ここには一杯あった。



ここまで来ると焼岳も目の前だ。

焼岳が大正池を作ったのだから、、、当たり前か・・・







上高地観光客となって大正池を堪能したアタシ達は、バスターミナルに戻り、新宿行きのバスに乗った。

こうして4泊5日燕から蝶ヶ岳への縦走は終わった。

3年前の夏・・・(蝶ヶ岳~横沢)

2010-06-02 19:57:47 | 縦走
いよいよ今日は人も草木も少ない場所から、人と飼育された草木で覆われた下界に下りてゆく。


工程的には3~4時間なので、のんびりすればいいのに、この日も日の出前から眼が覚めてしまった。


移り行く蝶ヶ岳ヒュッテでの朝の一瞬を楽しんで欲しい。















山頂から見る夜明けは、何度見ても見飽きる事が無かった。

真夏のこの時期でも、この時間は寒い。

だが、一秒一分が経過するごとに温かさが染み込んで来る。

あの時間の、あの空気の清涼さと、身体に感じる冷たさは格別なプレゼントだと思う。





写真だけでなく、身も心も浮遊しているような感じに囚われる。



やがて完全に山々が真夏の太陽光線に照らし出されると、



白く霞んでくる。

陰影までもが薄くなり、ぼんやりした夏の風景となった。





蝶ヶ岳ヒュッテに別れを告げて、横沢に向かって下山した。



今日の宿泊所は横沢にある村営の横澤ロッジ、上高地では安いのでどんなところだろうと気に掛かる。

だが、元来山屋は、屋根があって布団があったら、それで充分なのだ。


横沢に下りて横澤園でりんごを食べた。メチャメチャ美味かった。

テントサイトの脇を通って歩いてゆくと、木立の向こうに三角屋根の茶色い横澤ロッジがあった。



まだ午前中だったが、フロントに到着した事を告げると、、、

時間までは部屋に入る事も風呂に入る事もできないと言う。ただし、荷物は置いといても構わないそうだ。

仕方が無いのでロッジの前庭にあるテーブルで時間を潰す事にした。



お湯を沸かし、コーヒーを淹れ、行動食を食べながら縦走を振り返った。

っで、その時気づいた、4日前にはキレイだった我が顔面で脱皮が始まっているではないか・・・

考えてみれば私も日焼け止めというヤツが好きではなくて、ほとんど使用しない。

この時も、勿論使わなかったが結果は、、、見ての如し、、、、、であった。


3年前の夏・・・(常念小屋~蝶ヶ岳)

2010-06-01 20:10:57 | 縦走



いきなりこんな写真で申し訳ない!

山から下りて飲むビールも美味いけど、山で飲むビールはもっと美味い!!!


常念小屋に着いて、真っ先にやった事、、、ビールを飲む事だった。

改装されて綺麗になった小屋のテラスで、槍、穂高を眺めて飲むビールは最高の贅沢だった。



翌日も夜明けと共に行動を開始した。



常念小屋は常念岳直下の鞍部にある。

小屋を出ると目の前が常念岳だ。

こちらから見ると優しい顔をしているが、向こう側は岩と砂地の滑りやすい急斜面だ。

丁度、甲斐駒と感じが似ている。





稜線漫歩も今日が最後、涸沢を挟んで槍・穂高が見える。



ピーク周辺は岩岩岩と岩だらけだ。。。




ここまで来て初めて富士山と出会えた。



雲海の向こう、甲斐駒の左に富士山はいた。


この日は雲が綺麗だった。。。





平地にいると中々そんな風には思えないのだが、山にいると雲はいつでもすぐ傍にいる。



涸沢から前穂、奥穂が見える。 




稜線も今日が最後、明日は徳沢に下りてしまう。

明日はのんびり出来るので、稜線最後の夜を散歩に出た。

朝日にも勝る、素晴らしい夕暮れがそこにはあった。。。