malのあっちこっちブログ

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裏銀座縦走(烏帽子岳)

2010-06-06 23:10:09 | 縦走
去年の夏、同好会の長老から声掛けがあった。

一度もお会いした事は無いのだが、79歳の方が野口五郎岳に行きたいと言う。そのサポートに

入ってくれないか、という話だった。

聞けばこの方、野口五郎岳のみ行ってなくて心残りなんだそうだ。

それならばと、行くことにした。

大町で前泊して、翌朝七倉ダムまでタクシーで入った。

ここで、ここから先専用のタクシーに乗って高瀬ダムの堰堤の上まで行った。

ここからは歩いていく事になる。



不動沢の吊橋を渡り、



ダム湖を左に見ながら歩いてゆくと登山道に取り付く。ブナ立尾根だ。

かなりの急登ではあるが30分に一回の休憩が功を奏して順調に進む。



途中の尾根からは、左の船窪岳と右の七倉岳に挟まれた船窪乗越が見える。

稜線を眺めながら高度を上げてゆく。



やがて烏帽子小屋に到着。早速テン場を確保する。



こじんまりしたテン場なのだが、子砂利が敷き詰められてあってきれいに手入れがなされていた。

設営し、荷物をデポして烏帽子岳に向かう。



山はいつもそうだが、近そうで遠い。

そして、ピークと思った先に本当のピークがある。

ここも小屋から見えたのは前烏帽子岳だ。



前烏帽子岳を回りこんだ先に烏帽子岳があった。

烏帽子岳の先には



南沢岳と不動岳が見える。



そして後ろには、餓鬼岳から東沢岳、燕岳に掛けての稜線が見える。



明日向かう野口五郎岳への稜線には三ツ岳が見えている。

そして、烏帽子岳の向こうには立山が・・・



そして立山の右肩には剱岳が見えていた。





今回の縦走は、途中でどうなるかは相手次第でもあったので、初日にコレだけの山が見えたことは本当に嬉しかった。