今日はこの縦走の最大の山場となる。
朝、調子が悪ければブナ立尾根をそのまま下山。
行ける様なら野口五郎まで行き、その段階で竹村新道を下山。但し、この下山路はかなりの長丁場になる。
これを逃がすと、新穂高まで行くしかない。
前日、同行者は烏帽子小屋泊だったので、朝様子を伺うと問題ないとのこと。
そういえば昨日、喜々として烏帽子岩に登っていたっけ・・・大丈夫だよね、まったく。。。
烏帽子岳に別れを告げて出発。
左には餓鬼岳から続く燕、大天井、常念の表銀座が連なる。
その手前に北鎌尾根から続く槍が見える。
表銀座の稜線の向こうに甲斐駒の特徴的な姿が見えた。
この甲斐駒と広河原を挟んだ仙丈や北岳は、その特徴的な形を北アや中アからはっきりと見ることが出来る。
三ツ岳辺りまで来ると、
槍ヶ岳とその北隣の硫黄尾根の赤岳や硫黄岳が良く見えてくる。
振り返ると、烏帽子からの稜線がキレイだ。
野口五郎の手前に小屋が見えてきた。
野口五郎から真砂に掛けては、この縦走路の名うての強風地帯だ。
穏やかな日でも、この一体はかなりの風が吹く。悪天の時は、恐らく歩けないだろう。
槍が益々近くなる。赤岳硫黄岳の噴火痕が生々しい。
涸沢から眺める槍とは、その表情で二倍も三倍もの厳しさを感じさせる。
東沢乗越からは鷲羽岳がよく見える。
水晶小屋と赤岳の荒々しい噴火痕、これからあそこまで登りだ。
ここで東沢谷から上がってきた若者と出会った。聞けば、上の廊下の出合辺りから詰めてきたらしい。
この乗越から沢を下降して黒部川の出合まで行って戻ってきたらしい。行きたくなった。
歩いてきた稜線の北側斜面が良く見える。見る方向で山の形はいつも違う。だから飽きないんだろうな・・。
同行者は疲れたので水晶小屋に泊まることになった。
我々は予定通り三俣山荘のテン場まで行く、って言うか、行かないと寝る場所が無い。
槍に手が届くようだ。
この場所からは富士山も見えた。
水晶小屋からワリモ乗越、岩苔乗越を通って鷲羽岳は巻いた。
巻き道で振り返ると、ワリモ岳の上にまるで絵に描いたような雲が浮かんでいた。
このまま進んでいけば、やがて西鎌尾根を通って槍に着く。
ピークを踏むのも楽しいが、刻々と景色を変えてゆく縦走は捨てがたい。
やがて鷲羽乗越を湯俣川源流の弥助沢と思われる沢を下って三俣山荘のテン場に向かった。源流部には、未だ雪が残っていた。
この湯俣川はやがて高瀬川となり、二つのダム湖を通って大町に至る。
今日の工程には水場がなかったので、この三俣山荘と山荘に至る沢沿いで溢れるような水に出会ったときは、
思わず歓声を上げてしまった。。。
朝、調子が悪ければブナ立尾根をそのまま下山。
行ける様なら野口五郎まで行き、その段階で竹村新道を下山。但し、この下山路はかなりの長丁場になる。
これを逃がすと、新穂高まで行くしかない。
前日、同行者は烏帽子小屋泊だったので、朝様子を伺うと問題ないとのこと。
そういえば昨日、喜々として烏帽子岩に登っていたっけ・・・大丈夫だよね、まったく。。。
烏帽子岳に別れを告げて出発。
左には餓鬼岳から続く燕、大天井、常念の表銀座が連なる。
その手前に北鎌尾根から続く槍が見える。
表銀座の稜線の向こうに甲斐駒の特徴的な姿が見えた。
この甲斐駒と広河原を挟んだ仙丈や北岳は、その特徴的な形を北アや中アからはっきりと見ることが出来る。
三ツ岳辺りまで来ると、
槍ヶ岳とその北隣の硫黄尾根の赤岳や硫黄岳が良く見えてくる。
振り返ると、烏帽子からの稜線がキレイだ。
野口五郎の手前に小屋が見えてきた。
野口五郎から真砂に掛けては、この縦走路の名うての強風地帯だ。
穏やかな日でも、この一体はかなりの風が吹く。悪天の時は、恐らく歩けないだろう。
槍が益々近くなる。赤岳硫黄岳の噴火痕が生々しい。
涸沢から眺める槍とは、その表情で二倍も三倍もの厳しさを感じさせる。
東沢乗越からは鷲羽岳がよく見える。
水晶小屋と赤岳の荒々しい噴火痕、これからあそこまで登りだ。
ここで東沢谷から上がってきた若者と出会った。聞けば、上の廊下の出合辺りから詰めてきたらしい。
この乗越から沢を下降して黒部川の出合まで行って戻ってきたらしい。行きたくなった。
歩いてきた稜線の北側斜面が良く見える。見る方向で山の形はいつも違う。だから飽きないんだろうな・・。
同行者は疲れたので水晶小屋に泊まることになった。
我々は予定通り三俣山荘のテン場まで行く、って言うか、行かないと寝る場所が無い。
槍に手が届くようだ。
この場所からは富士山も見えた。
水晶小屋からワリモ乗越、岩苔乗越を通って鷲羽岳は巻いた。
巻き道で振り返ると、ワリモ岳の上にまるで絵に描いたような雲が浮かんでいた。
このまま進んでいけば、やがて西鎌尾根を通って槍に着く。
ピークを踏むのも楽しいが、刻々と景色を変えてゆく縦走は捨てがたい。
やがて鷲羽乗越を湯俣川源流の弥助沢と思われる沢を下って三俣山荘のテン場に向かった。源流部には、未だ雪が残っていた。
この湯俣川はやがて高瀬川となり、二つのダム湖を通って大町に至る。
今日の工程には水場がなかったので、この三俣山荘と山荘に至る沢沿いで溢れるような水に出会ったときは、
思わず歓声を上げてしまった。。。